トップ > 今までのクルーズ旅行記 > カリブ海クルーズ準備篇 >1日目 フロリダを出発 >2日目 終日航海 >3日目 カサデカンポ >4日目 サンファン >5日目 セントトーマス島 >6日目 終日航海(大晦日) >7日目 ナッソー >8日目 フロリダに到着 >おまけ Gのあとがき
クルーズ旅行記:セレブリティ・ミレニアムで行った「船でゆらゆらカリブ海」出発準備編
今でも一番の思い出の初クルーズは、セレブリティクルーズのミレニアムで行った、この東カリブ海の年越しクルーズだ。
この頃(2002-2005年)はアメリカのニューヨークに住んでいて、テレビではロイヤル・カリビアンやカーニバルクルーズのコマーシャルがバンバン流れていた。ネットで検索すれば、安いクルーズ旅行がたくさん出てくる。本屋にはクルーズ旅行のガイドブックがあふれている。
恋人とクルーズ旅行に行った同僚のエイミーは、船上でプロポーズされたとでっかいダイヤモンドのリングを指にはめて帰ってきた。それなら私たちも!と電話一本で意外と簡単だったクルーズ旅行の手配をして、私たちも旅行準備完了、ついにクルーズ旅行へ出発だ。
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子どものころからの憧れだった豪華客船旅行
クルーズ旅行は子どもの頃からの私のあこがれだった。若い頃のミア・ファロー主演のナイル殺人事件に出てくる豪華客船と乗客のノーブルさにうっとりし、船医だった北杜夫さんが世界中を旅するどくとるマンボウ航海記を夢中になって読んだものだ。
北杜夫さんはお母さんの斉藤輝子さんとクイーンエリザベス号に乗って旅行したりもしていて、お嬢様育ちのお母さんがご飯が気に入らずにお皿を全部回すので困ってしまったとも書いていた。クルーズの食事がマズいというイメージは、これで付いたのかもしれない。
でも、クルーズ旅行なんて、遺産をがっぽり持っている人が行くもんだとも思っていた。働いて溜めたお金だけじゃとっても行かれないんだろうと。
アメリカではクルーズ旅行は温泉旅行と同じ
ところがアメリカでは、クルーズ旅行は実は庶民のものだった。だって、全食事宿泊付きのクルーズが一泊あたり100ドルを切ったりするのだ。
何千人もがいっぺんに乗れる大きな船が、フロリダやロスからじゃんじゃん出ている。食事は食べ放題で船には劇場やカジノもあり、地上と変わらない生活が楽しめる。リピートユーザーはアップグレードとかの特典もいっぱい。アメリカ人の誰もが、5回や10回はクルーズに行っている感じだ。
私たちもカリブ海クルーズに行ってみよう!
というわけで、私もクルーズに挑戦してみることにした。夏ならヨーロッパに行くけれど、冬だから暖かいところがいい。となると行くのはアメリカ人のリゾートとして超定番のカリブ海だ。
食事がおいしくないのは絶対にイヤなので、あちこちのサイトや本を首っ引きであさって、食事の採点が高いセレブリティ・クルーズに決めた。
ちょっと高いラインだけど、年末は値段が跳ね上がるけど、いろいろな代理店の値段を比べて格安オファーをゲット。さーて、いよいよ出発だ!!
- 1日目 フロリダを出発
- 2日目 終日航海(ジム&スパ)
- 3日目 カサデカンポ(ドミニカ共和国)
- 4日目 サンファン(プエルトリコ)
- 5日目 セントトーマス島(バージン諸島)
- 6日目 終日航海(ニューイヤーズイブ)
- 7日目 ナッソー(バハマ)
- 8日目 フロリダに到着
- おまけ Gのあとがき
旅の参考にする本とサイト
1965年から船に乗り続けているというダグラス・ワード氏が、1985年から毎年出しているクルーズのレビュー本。セレブリティ・ミレニアムはこれのFood点が高かったのが選んだ理由だ。
他にも、バルコニー付きの部屋の割合とか、インドア・アウトドアプールがいくつあるかとか、ジャグジー有無なんかも細かくわかるお役立ち本だ。
- クルーズラインルームズ
- シースキャナー
- クルーズクリティック
船のデッキプランと部屋の写真が見たいなら、こちらのサイトへ。乗船した人たちが自分の写真をアップしている。
船の現在位置と現地の天候がわかるサイト。ドイツの旅行代理店のページで、オタクちっくに船のデータが豊富。見ていて飽きません。
船に乗った人の生の声が知りたいなら、10万以上の乗船レビューがひしめく、このクルーズファンのサイトへ。もちろん、ほめてるレビューよりあまりよくないレビューを読む方が面白い。でも鵜呑みにせずに話半分で聞いたほうがいいと思うよ。
>>1日目 フロリダを出発へ
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このサイトの作者:しの
翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて
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