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2017年11月 ハーモニー・オブ・ザ・シーズ: 世界一の大きさの船でカリブ海で食べ飲み滑る 

出発まで船に乗って、まずすることお部屋と特典船のレストラン評(byグルメのぶこ)寄港地バハマ、ジャマイカ、ハイチのラバディ旅の総括

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食べるの大好き!のぶこのレストラン評

今回しのさんから誘われて、NYから参加しました。 しのさんのブログはいつも参考にさせてもらっているので、このレストラン評が他の読者のかたのお役に立てば幸いです。

NYの美味しいモノの探索を趣味で20年やっています。 一昨年からクルーズの旅の大ファンになりました。理由の一つがお食事がとっても美味しいことです。しかも、アメリカの物価から考えると、とてもお得なお値段なのです。それもわかるように、試算も加えてレストラン評を書いてみました。

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乗船日のランチの穴場は「パークカフェ」

Mina

最初のランチは船の公園「セントラルパーク」にある「パークカフェ」でいただきました。

ラーメンの器ぐらいのボールいっぱいに大盛りしてくれるサラダや、目の前でスライスしてくれるパストラミのサンドイッチをメインに、スープや、小型ケーキ、ムースなどもある、カフェスタイルの無料レストランの一つです。

アメリカの空港で購入したら、一人15ドル-20ドルぐらいはかかる感じのクオリティーです。

夜にがっつり食べたいけど、昼も目移りしてしまう私のような人には、使い勝手のいいカフェです。サラダは15種類ぐらいのトッピングがあり、満足感があるのに、お腹が張らみません。

それに、 乗船日はみんなバッフェに食べに行くので、無料カフェや小さなレストランは意外と空いているのです。

ディナーはマイタイムにして毎回違うテーブルを楽しむ

ステーキ

私たちのディナー時間はマイタイム(毎回好きな時間を予約してメインダイニングに行く)だったので、毎晩夕食の時間もテーブルも違いました。

ショーの時間と重ならないように食事するには、マイタイムはすごくいいのですが、しのさんいわく、 「毎日同じ時間に同じテーブルに行くと、同じウエイターさんが付くからおなじみさん気分になれて楽しいよ。好みも覚えてもらえるし、毎日何があったか話せるしね。」とのこと。

でも毎回違うウエイターさんを、今日はどんな人かしら?と人間観察するのも楽しかったです。

最終日の新米インドネシア人のウエイターさんは、特に印象が良かったです。日本人が好きで、なんどもテーブルをのぞいてくれて、とても心地よくサービスを受けられました。 おもてなしの心が言葉と関係なしに伝わってきました。

dessertbuffet

私たちはいつも3人それぞれ違うものを注文し、全てを試食。味の感想を言い合い、毎晩の夕食がとっても楽しみでした。

ハーモニーのメインダイニングの感想は「安定の味」。これ頼んで失敗したね、というようなものはひとつもなく、どれも不満がなく美味しかったです。ただ有料レストランと比べてしまうと、特筆すべき特徴はないという感じです。

NYのレストランで食べたら、アルコールなしで、ひとり90ドルぐらいのクオリティー、というところでしょうか。船でしたように前菜を何皿も頼んでワインも飲んだら、チップも入れて200ドルくらい行くかもしれません。大満足でした。

マイタイムは、今まで2回制ディナーの船にばかり乗っていた私は、とても気に入ったシステムです。決まった時間に食事して、好みを覚えてもらえるサービスが好きな方もいると思います。この船は2回制か、マイタイムかを選べるのでそこもいい点ですよね。

好きな時間に食べたい方は予約時に是非このシステムがあるかどうか聞いてみてください。

ワインをお得にたっぷり楽しむには

ワイン

私たちが乗ったハーモニーは、一人一本750mmのワインはお船に持ち込んでもいい、という決まりがありました。なので今回は、白ワインが1本と赤ワイン2本、部屋にそろいました。

船のレストランでは一番安いワインで、32ドル。それにサービス料がつくので、ワイン代は少なくとも40ドル弱x7泊は覚悟していました。自分で船に持って入ったワインボトルをレストランに持って行くのでも、コーケージフィー(抜栓料)が15ドルかかります。

それがしのさんが言うのです。「お部屋でワインをワイングラスに入れて、グラスをレストランに持って入ればいいのよ。バーで飲んでて、そのままワインを持って入るのと同じでしょう?」

しのさんから教わった中で、私が一番感動した裏技です。

私たちは部屋で持ち込んだワインを開けて、バーでもらってきた空のワイングラスに移し、普通の倍ぐらい入ってるそのグラスを持って堂々とメインダイニングに行き、ディナーと楽しみました。

そのなみなみ注いだ一杯目のワインが終わると、2本目は購入するのですが、それでも、2本頼んでいたら80ドルかかるのが1本分ですみました。日によってはディナー前にビールなどを飲んでいて、持ち込んだ一杯ですむときもあり、かなりの節約になりました。

(しの注:ビールはプールサイドでバケツで買えば、5本分のお値段で6本買えます。バケツもついてくるのでお洗濯に使えます。)

飲み放題のパッケージを買うほどは飲まないし、元は取れない、などせこく計算してしまう庶民の方は、ぜひお試しください!

もっと持ち込めるかは運しだい

towel art

ジャマイカでは、ラムやジンジャーワインなどを街で購入しました。船に持ち込めないのは知っていたので、お土産にしてもいいものを買いました。

案の定、私のはセキュリティチェックで見つかり、「下船日の前日の夜にお返しします」と没収されました。

しのさんが持っていたラムは見つからず、持ち込んだワインが終わってしまった私たちの食前酒として、大いに役立ちました。

ソーダパッケージの無料のソーダ水やジンジャーエールと割ったり、コークで「キューバリバー」にしたり。お酒が一杯ではすまない方にはお財布に優しい技です!

ジンジャーワインは最後の夜の7時に部屋に届けられ、みんなで美味しくいただきました。 「夜の7時に届くなら、赤ワインも白ワインも買っておけばよかった。最後のディナーにたっぷり飲めたのにね」と言ったのは、もちろんしのさんです。

空のグラスは部屋係でもバーでも、頼めばもらえます。ワインの持ち込みができるかは船で違うそうですが、お酒が好きな方は是非試してみてください!

アメリカには10ドル前後でも美味しいワインがたくさんあります。

私の一押しレストランは「ワンダーランド」

ワンダーランドから外の景色

今回行った有料レストランは「ワンダーランド(席料ひとり49ドル)」と、「150セントラルパーク(席料ひとり45ドル)」。

150セントラルパークは、ニューヨークにもありそうな高級レストランの雰囲気。私の経験からは、アルコールなしでも150ドルのお値段といったところでしょうか。デザート前のチーズも、「こんなの置いてるんだ!」というレベルでしたし、NYにあったらお友達を誘って行ってもいいお店だな、と思いました。  

「ワンダーランド」は、初体験!こんな料理見たことない!なんでこんな味!? 演出がすごい!。。。と、私が今まで味わったことのない料理でした。

もし、有料レストランを一箇所だけ選ぶのなら、私は強くワンダーランドをお勧めします。

ワンダーランドで食べたもの

メニューはSUN、ICE、FIRE、SEA、EARTH で構成されていて、それぞれに3品ずつ、計15種類のお料理があります。 私たちは全15品のうち14品も頼んで全部食べました! お店からしたら、すごい迷惑なお客さんだったかもしれません。。。

料理は一つ一つ、ウエイターさんが説明しながら出してくれます。 あまりにも一品一品のプレゼンテーションが素晴らしく、予定していたショーを時間オーバーで見られなかったぐらい。。(でも、後悔はありません。食のエンターテイメントでした。)

9品のアペタイザーは個性豊かで、ゆずの器の中にツナタルタル、上はゆずシャーベット。コーンに乗ったソフトクリームのようなかわいいアボガドは、わさびたっぷり(説明はアボガドムースとパクチー)。ガーデンという名前の野菜は土の部分は黒ごまやナッツを砕いたもの。試験管のような入れ物にはいった無色透明の液体はトマトジュース……。と次々出てきます。とにかく可愛くて、おしゃれで味も文句なし!

たまに想像していない味のものがあってびっくりしますが、東京でも、NYでもなかなかおめにかかれないお料理です。

味付けは好みもありますが、どれも丁寧に作られている味がしました。目と食感を通して、お客さんの驚きを引き出したいのだろうな、という作り手の意志が感じられるお食事です。

デザートが出てきたところを動画で摂りました。一緒に味わいましょう!

海外クルーズ女子会、行きませんかー

breakfast

ハーモニーは今のところ日本発着をしないようだし、日本から来るには遠いクルーズですが、もし乗る機会があれば、フードショーをみているような不思議な時間を味わえると思います。

いつもしのさんのブログで夏のプリンセスでの日本一周女子会クルーズを見ていて、すごくすごく羨ましいと思っていました。

もしも海外クルーズ女子会を開催できるなら、参加希望です。 ワンダーランドも150セントラルパークも、もっと種類食べたいけど、3人だと限界あり。。でした。4-6人いたら、もっといろいろ試せるのにー!と心残りがありました。おいしいものは大勢で食べると楽しさ倍増ですよね。

いつかぜひご一緒に。船上でお食事ご一緒しましょうーーー。

海外クルーズ女子会、行ってもいいわーというかたは、 >>こちらからご連絡くださいませ。

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私が通訳します。日本語で問合せできるアメリカのクルーズ代理店はこちら↓

このサイトの作者:しの

翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて

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