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2017年11月 ハーモニー・オブ・ザ・シーズ: 世界一の大きさの船でカリブ海で食べ飲み滑る 

出発まで船に乗って、まずすることお部屋と特典船のレストラン評(byグルメのぶこ)寄港地バハマ、ジャマイカ、ハイチのラバディ旅の総括

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寄港地バハマ、ジャマイカ、ハイチのラバディ

この7泊8日のクルーズでは、2日目にバハマのナッソー、4日目にジャマイカのファルマウス、6日目にハイチのラバディに寄港した。どこもマリンスポーツやハイキングのエクスカージョンが豊富なところだ。

私たちはアクティブ組とダラダラ組に分かれ、それぞれ思い思いに楽しんだ。私はもちろん、ダラダラ組です。

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バハマのナッソーではちょっとだけお散歩

暑い桟橋

出港の翌日着いたバハマのナッソーでは、みんなも何の予定もなかったので、一緒に船を降りてちょっとだけお散歩をした。

船の外は影ひとつないカンカン照りで、さん橋を延々歩いて港出口に着く頃には、蒸し暑くてもうかなりげんなり。やっと港のゲートの外に出ると、そこはお土産物屋がずらりと並ぶショッピングストリートだった。

ショッピングストリート1

お店はたくさんあるけれど、Tシャツや帽子やプレートなど、似たようなものばかり売っている。値段もどの店も同じなので、見比べる楽しさもない。ツアーに行かないかと誘うタクシードライバー達がしつこくてうるさいので、私は早々に船に引き上げた。

クルーズ関連のニュースではバハマは犯罪率が高くて、クルーズの乗客はよく狙われると出ているけれど、危険とまでは感じなかった。 さらにお散歩を続けたキャビンメイトによれば、どこまで行っても同じような店が続き客引きがしつこかったそうだ。降りて歩き回るなら船が見える範囲内にするのがいいかもしれない。 いざとなったら走って帰れるし。

12年前に来た時は、もっとのんびりした雰囲気だった。クルーズの最終日に来たのでしょうゆ味が恋しくて、安い中華料理屋を探して食べに行ったりした。(その時の旅行記は>>こちら

アトランティス

マイケル・ジャクソンが一泊100万円のスイートルームに泊まるんだと聞いた、巨大リゾートホテルアトランティスは、変わらず船からよく見えた。マイケル・ジャクソンはもういないけれど、ここに行くツアーは今も人気みたいだ。そのスイートは、右のビル群のブリッジのところにあるそうです。  

ジャマイカのファルマウスでは、アクティブ派とおさんぽ派それぞれ楽しむ

gold

アクティブ派が出かけたのは、「アクアスリルシーカー」ツアー。訳せば水辺でスリリングな体験したい人集合! という感じかな。

ジャングルの中をボートを漕いで下ってきたそうです。 ランチも付いていて楽しめたし、ロッカーもちゃんと整備されていて安全だったけれど、蚊が多くてたくさん刺されたとのこと。虫よけは必携ですね。 ジャマイカに限らずフォートローダデールも、湿気が多くてけっこう蚊が多かった。ジカウイルスにご用心。

私たちお散歩派はゆっくり船を降りて、その辺をぶらぶらと歩き回る。港のゲートの内側は綺麗なショッピングエリアになっていて、お店にはワインや宝飾品など高級品も並んでいる。

恐る恐るゲートから外に出ると、そこはもう地元の人たちの生活エリアだった。 「ASK ME?」と書いた札を持ったお兄さんがニコニコしながら近づいてきて、「どこに行きたいの? 案内するよ」と言う。

街も怪しい感じではなかったので、そのお兄さんに「スーパーマーケットで野菜や魚が見たいんだけれど」と言って、案内してもらうことにした。

連れてってくれたのは、小さな商店だった。魚や肉は奥の冷蔵庫にしまってあって、注文すると出してくれるんだそうで、陳列されていなかった。

地元のお酒が並んでいるコーナーで夢中で選んでいたら、たまたま店にいたのかお巡りさんが来て、気楽な感じで「楽しんでますか、何か問題はありませんか?」と言う。 念のため「あのアスクミーの札を持った人は何?」と聞いたら、「ガイドですよ」とのことだった。

gold2

他の国の観光地で見かけた学生のボランティアの「アスクミー」の人たちとは違うのかな。別れ際に10ドル渡したらとっても喜んでくれた。

名前はゴールド。気さくに写真のモデルになってくれた。「おすすめのランチの場所だって、どこだって連れて行くよ!」と言ってくれたけど、 お店を見せてもらって町の通りを少し歩いただけで、私たちは船に戻った。  

ハイチのラバディのプライベートビーチはなかなか心地よい

ラバディZipライン1

ここではアクティブ派はもちろん、あの有名な海の上を滑りおりるジップラインへ。150メートルの高さから800 メートルを滑り降りるそうだ。海の上から見上げている分にはとっても気持ちが良さそうだった。1回95.76 ドルなりー。

私たちお散歩派は、その左手の下の方に見える、サッカー場の広さぐらいの安全游泳エリアで、パチャパチャと泳ぐ。ジップラインを滑っていく人たちに呼びかけて手を振ったりしたけれども、みんな夢中でこちらを見る余裕はない感じ。

ラバディビーチ

このプライベートビーチは船から歩いて行けるのが便利だ。船を降りた所でタオルも好きなだけ借りられる。(あんまりたくさん持っちゃうと重くて、海ぎわまで歩くのが大変になる)

ビーチに並んでいるデッキチェアは自由に使える。うるさい勧誘はいないし、一応ガードマンもいるのでここなら安心に思えた。私たちは荷物番もなく、荷物をチェアに置いて海に入った。

その奥には屋根付きのカバナが並んでいて、とっても気持ちが良さそうだった。聞いたら「もう予約でいっぱい」とのことだったけれど、オンラインで事前に予約するそのお値段は、1日分395ドルだそうです。

カバナを借りなくても、船とビーチの間にはオープンエアーで屋根付きのビュッフェコーナーがある。風が通って気持ちいい日陰に、ずらりとテーブルとベンチが並んでいる。お昼時はかなり混雑するけれども、席が見つからないほどではなかった。

ランチビュッフェは無料で食べ放題だし、ハイビスカスティーとアイスティーなら飲み放題だ。ここで十分リゾートビーチ気分が味わえた。

浜辺はきれいな白い砂だったけれど、海は底がとがった岩で泳ぐ時に裸足だととても痛い。足が届かないぐらい深いところに行かないと、うっかり岩にすねや足の甲をぶつけてケガしてしまいそうだった。

こんなに気持ちいいならもう日焼けなんて気にしない!と泳いでしまう。 砂じゃりじゃりで部屋に戻って、シャワーを浴びてひと息。午後は気持ちよくお昼寝したのは言うまでもない。

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このサイトの作者:しの

翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて

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