クルーズ大好き! だからたまにしか行かれないクルーズ旅行はとことん楽しみたい! プライド・オブ・アメリカで行ったハワイクルーズの旅行記です。


5日目 ハワイ島コナで亀とサメ体験

この日は朝の7時から夜の6時までハワイ島のコナに停泊。
2日目に訪れたハワイ島に戻り、今度は反対側の港に着いた。 ここでのエクスカ―ジョンはカヤックに乗ったりシュノーケリングをしたりと、水遊び系が盛りだくさん。私たちもひとつくらい何かしてみたい。

なかなか来ないシャトルバス

またハワイ島に戻ってきた。ここ、コナでも上陸はテンダーボートになる。 コナのテンダーボートの乗り降りは、もっとラクだから、とスタッフに言われて、テンダーボートの乗降場から20分おきに出ているというシャトルバスに乗って、大きな亀がゴロゴロいるというトータスショア=亀海岸に行ってみることにする。


またお世話になったテンダーボートと、陸から見た乗ってきた船

実際はシャトルは40分に1回しか来ないし、小さなバスに大勢が殺到して1回目じゃ乗れない場合もままある。私たちなんて、行きも帰りも次のバスを待ってくれと言われ、帰りは後から来た人たちがバスに殺到して、私たちともうひとりの3人が乗れなかったりした。

こういう時、とっさに色々文句が言えればいいんだけど、なかなかそうならないのが悲しい所。後から思えば、絶対言ってやればいい文句があったんだけど。「アメリカ人、あんたたちはフェアじゃないよ!」きっと何人かはバスを降りたと思う。

亀は一匹だけだった亀海岸

亀海岸は行った時ちょうど引き潮で、岩場にいた亀さんは一匹だけだった。小さな砂場だったけど、ボランティアでやっているという亀ガイドが海岸にいたり、ちょっとした休憩所があったりして、陽ざらしで日焼け必至だけど、ローカルな雰囲気がなかなかよろしい。地元の人たちがフラダンスの練習をしたりもしていたよ。



他の人たちみたいに、浜辺に寝そべって肌を焼くなんて絶対したくないので、日本からわざわざ持ってきたシュノーケルをつけて、さっそく海に入る。冷たくて、アメリカ人ほどの肉布団を着てない私にはちょっとつらいけど、泳げないほどじゃない。水の中を覗けば、けっこう魚が泳いでいる。サンゴの周りには、イソギンチャクやウニもいる。

サメ注意報が出た―!

なかなかいい感じじゃない、と魚を追って泳ぎ回っていたら、サーフボードに乗ったライフガードボランティアの人が近づいてきた。サメ注意報が出たから、陸に上がってちょうだい、と言う。

時々この注意報が出るんだそうだけど、よりによって今出るとは。でもどっちみち、あともう10分も泳げば体が冷え切るだろうし、十分満足したと思うから、まいっか。これで私たちの、このクルーズ初めてのネイチャー体験はおしまいとなった。

ランチは海岸沿いのレストランで

長いこと帰りのシャトルを待っている間に、ハラペコになってしまったので途中で降ろしてもらい、海岸沿いにレストランを探して歩く。波打ち際に向かってテラスが張り出している、なかなか良さそうなレストランが並んでいるけれども、3軒に1軒は閉店になっていたりして、やっぱり景気が悪いのかなと気の毒になる。

そんな中、入り口に人が待っているいい感じのオープンエアーのレストランがあったので、ここに入ることにする。アメリカ本土にも店があるチェーン店だったけど、Gは出張で西海岸に行った時に、同僚とよく行ったそうで、懐かしいと大喜びだ。いつもはチェーン店なんてと嫌うくせにね。



ハワイでの定番になったシーザーズサラダとフィッシュサンド+上面発酵のローカルビール

お店では、年季の入ったウエートレスがテキパキさばいてくれて、ああこれがアメリカ式サービスだよな、と改めて思う。船のレストランのウエイター、ウエートレスは、チップ制じゃないせいか、サービスは今ひとつなのだ。別のクルーズラインでは、クルーズスタッフは東南アジアや南アメリカ、東ヨーロッパの人ばかりだけど、英語にはすごい訛りがあったりするけど、サービスは気持ちいいんだけどな。

あっという間にショータイム、ディナータイム!

3時くらいに船に戻ってきて、プールサイドのジャグジーにつかりに行き、デッキで演奏しているハワイアンバンドをぼけっと眺めたり、ちょっと昼寝したりしていたら、日が暮れてしまった。


今夜はシアターでマジックショーがあるし、ディナーは船でも高い方のステーキレストランに行くのだ。そして、白い服を着てダンスホールに来てね、というホワイトナイトでもあるのだ。ホワイトナイトが何なのかよくわからないんだけど、Shemaleダンサーズが出るという。面白そうだから、白い帯を締めて、準備万端。ああ、忙しい忙しい。

船の上でステーキを堪能

夕食はプレミアムレストランの2つ目、Lazy J Steakhouseにいく。カウボーイの写真がたくさん飾られ、テキサスのステーキ屋という演出だ。

ここで食べた前菜は「アボガドが入ったクラブケーキ」と「ビーツのカルパッチョ」。2皿目は「ブルーチーズドレッシングのサラダ」と「クラムチャウダー」。メインは「16オンスのTボーンステーキ」と「野菜のロースト」ワインはオーストラリアの赤。





胃弱のくせにステーキにはうるさいGは、ここに大いに期待していたみたいだけど、「肉が少々薄いのと、ミディアムレアとは言ったが僕の感覚ではもう少し火を入れてほしかったのとで、まあ75点くらい」とのことです。

私は例によってメインディッシュはベジタリアンにして、Gからステーキの切れ端が下がってくるのを待つ。3口分くらい貰ったけど、これで十分だ。私にはなかなかジューシーで、おいしかったよ。

アメリカのおばちゃんたちはこういうのが大好き

ホワイトナイトとはつまり、Shemaleつまり女装したスタッフや上半身裸のイケメンスタッフたちが、白いコスチュームで踊るというものだった。


周りのアメリカ人のおばちゃんたちは、大喜び。私は、60-70年代のロックがかかった時には自分で踊ったりして。スタッフのへたくそなダンスを見ているより、自分が踊ったほうが楽しいもんねえ。

アメリカでゲイパレードを毎年見ていた私たちにとっては、女装といってもそんなにすごいものでもなかったよ。



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