クルーズ旅行でダイエットに挑戦するには
初めてクルーズ旅行に行く女友達の、一番心配ごとはチップでもフォーマルナイトでもなく、「水着」だとわかって笑っちゃいました。船のジャグジーに入るために、水着が着られるようにならなくちゃ。そのためには、出発までにダイエットしなくてはと言うのです。
せっかくダイエットするなら、その効果が続くように船上でも努力しなくてはなりません。だって船に乗れば24時間いつでもどこかで何か食べられますからね。しかも料金込みで食べ放題なんですから、体重を増やさないでいるのは大変です。
だからか、クルーズ船に乗っても太りすぎないようにするためのノウハウはたくさんあるのです。つまり船上でダイエットしたい、でもできない、という人が多いということでしょう。その難題に挑戦する方法を集めました。
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下の方の階の部屋を予約して、階段を使う
船に乗ったらしょっちゅう通う場所、ビュッフェやプールは船の最上階にあります。だから部屋は下の階に取って、かならず階段で行き来をしましょう。 旅行が終わるころには、きっと心肺機能が向上しているはずです!
私は体操着を着ている時にこれをやりますが、5階のジョギングデッキから12階のジムに行くなんてけっこうな階段の量でとてもいい運動になります。しかも船の階段は段差が低いので歩きやすく、それでもほとんどの人はエレベーターに乗るので空いていて、運動にはもってこいです。
ビュッフェにあるものを、ぜーんぶ食べなくちゃと思わない
ビュッフェはダイエットには鬼門ですので、食べ過ぎないためのノウハウもたくさんあります。
- まずは野菜や果物を、お皿の半分に盛る
- デサートは1つだけ。あれもこれも取らない
- 水をたくさん飲む
- おかわりを取りに行く前に、数分間休憩する
- ビュッフェに長居しないために、次の予定を入れておく
究極のビュッフェでのダイエット法はこれです。
- ビュッフェには行かない 決まった量がお皿に盛られて出てくるメインダイニングの方が、食べ放題のビュッフェよりまだまし、というわけです。メインダイニングでウエイターにデザートをいくつも頼むのも気が引けますしね。やっている人はもちろんいますが。
飲み物のカロリーについて、知っておく
クルーズ船のバーでは「今日のカクテル」として、カラフルでおいしそうなカクテルが日替わりで出てきます。でもちょっと待って。船に乗ると嬉しくて、ついつい飲んでしまう飲み物のカロリーを知っておきましょう。
- ワイン 90カロリー
- ビール 150カロリー
- ピニャコラーダ 645カロリー
- マルガリータ 740カロリー
- ロングアイランドアイスティー 780カロリー
荷物にフィットネスウエアを詰める
クルーズ旅行で行うアクティビティを決めて、そのためのウエアを荷物に入れましょう。
船ではジムに行くもよし、プールで泳ぐもよし。ダンスレッスンに出たり、エアロビクスをしたりもできます。
ちなみに、甘いカクテル1杯分のカロリーを消費するには、階段の上り下りを約一時間。豪華なディナー分のカロリーならマラソンを走りきるくらいの運動が必要だそうです。
疲れたなと思ったら、寝てしまう
朝食は抜かない方がいいですが、日中遊び過ぎて疲れたなと思ったら、無理に甘いものなどは食べずに寝てしまいましょう。
特別レストランで食事をするなら、その前2日間は何も食べない
クルーズ・クリティックでは、プリンセス・クルーズのシェフの特別ディナーのメニューでカロリーを計算しています。
- カナッペ 750カロリー
- ゴートチーズスフレ 500カロリー
- アスパラガスとロブスターのリゾット 500カロリー
- 口直しのウォッカ風味のラスベリーソルベ 100カロリー
- ロブスターと仔牛のバターソース 2000カロリー以上
これにシャンパンとワイン、パン、デザートが付くので、全部で6000カロリーくらいにはなります。メニューはとてもおいしそうですが、確かにカロリーは2日分ですね。
(参考:USA Today、 クルーズ・クリティック)