船室のアップグレードのための5つの方法
限られた予算でクルーズ旅行に行くのですから、なるべくいい部屋で過ごしたいもの。同じ料金かお得な差額で、もっといい部屋にアップグレードしてもらえる秘策を5つまとめました。
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ギャランティーキャビンを予約する
ギャランティーキャビンとは、部屋番号を指定しないで予約するもので、そのクラスの部屋かもっといい部屋が割り振られるとうたっているものです。
じゃあ、Bクラスがスイートになるかな?なんて期待しますが、スイートではない部屋からスイートになる事はまずないようです。
例えば、シーボーンのベランダスイートはV1からV6まで値段設定がありますが、このクラスのギャランティーキャビンは一番安いV1の値段です。それがV5キャビンにアップグレードされたという体験談がクルーズ・クリティークに出ています。
シーボーンは高級ラインですから、V1でも1週間のクルーズが3999ドルくらいします。それがさらに800ドル高い部屋になったというわけです。いいなあ!
同じクルーズラインにばかり乗る
飛行機やホテルのロイヤリティプログラムと同じで、クルーズ船のクラブメンバーになれば、アップグレードが特典に付いてきます。クラブメンバーに登録していなければ、何度乗ってもアップグレードの対象にはなりません。そして、メンバー向けの情報をこまめにチェックしましょう。
例えば、ロイヤルカリビアンのロイヤリティ・メンバー専用ページには、出発の2日前に「35ドルの追加料金でスイートにアップグレード」なんていうオファーが出るとのこと。要チェックですね。
フリーアップグレードプロモーションを探す
クルーズラインによっては、「今ならインサイドの値段でアウトサイドの部屋が」とか「アウトサイドの値段でバルコニー付きに」なんていうプロモーションをよくやります。
スーパースターヴァ―ゴにこんな特典が!
船会社からのお知らせEメールには、こういったプロモーションがよく掲載されます。クルーズが得意な旅行代理店には、Eメールより早く情報が行きます。そういう代理店とよくコンタクトしておくのもいいとのことです。
オフシーズンのクルーズ旅行を予約する
料金の全額払い込みの期限の直前に、もっといい部屋を割引価格で提供できないか尋ねてみましょう。オフシーズンなら、部屋替えの追加料金がディスカウントされることもあるようです。
ちなみにオフシーズンというのは、一般的には11月の終わりからクリスマスまでと元旦の翌日からの1月の前半。アラスカなら5月と9月、カリブ海なら9月から11月、メキシコは1月初旬と5月です。アラスカは寒い時期で、カリブ海はハリケーンのシーズンということですね。
とりあえず聞いてみる
「何も期待せずに礼儀正しく尋ねてみるのがコツ」とは、視界がよくない部屋をオーシャンビューに替えてもらえた乗客の言葉です。出発の2週間前にクルーズ会社か旅行代理店に電話をするのがいいとも。アップグレードに関しては、得意にしている代理店とそうでもない所がはっきり分かれるようです。
望まないアップグレードになることも
高いグレードの部屋にはなったけれども、そこはダイニングルームの下で、毎晩夜中に掃除機の音が響いたなんていう話もありました。
直前のアップグレードを期待して旅行前にワクワクしながら過ごすか、船のフロアプランを見ながら部屋の位置は自分で決め、その部屋に合った準備をするか、それぞれ楽しいものだと思います。
(参照:クルーズ・クリティック)