クルーズ大好き! だからたまにしか行かれないクルーズ旅行はとことん楽しみたい! プライド・オブ・アメリカで行ったハワイクルーズの旅行記です。


ゴールデンウィークのハワイクルーズ 旅行の準備

行く先が決まるまで

2回続けて地中海をクルーズしたので、違う所に行ってみようと、メキシコやアラスカやアジアなど色々検討。JALのマイレージで運よくホノルル往復が取れたので、ハワイクルーズに行くことにした。

ハワイではノルウェージャン・クルーズのプライド・オブ・アメリカが、毎週土曜発土曜着で4島めぐりをしている。1週間の休暇で行って帰って来るにはぴったりだ。

プライド・オブ・アメリカなんていうビバ・アメリカな名前が、いまいち鼻につくけれども、旅行レビューサイトの評価はけっこういいので期待が高まる。

ルートと日程

毎週土曜日にホノルル発着で、1週間でハワイ4島全部を巡って帰ってくる、なんともお得な、クルーズならではのコースだと思う。クルーズでなければ、ホノルルから別の島に行くのに、どれだけのコストと時間がかかることやら。

ハワイクルーズ日程

コースは火山の溶岩の流れ具合や天候によって多少変わって、私たちが行ったのは、夜中停泊するのはナウィリウィリ一か所だけの旅程だった。 カフルイにも1泊する時もあるらしい。それはそれで、夜までしっかり遊べて楽しいと思う。

プライド・オブ・アメリカのランキングと乗客レビュー

今回は出発の330日前に飛行機を押さえたので、船の予約も同時期ぐらいに済ませておいた。ほぼ1年先の航海なので、部屋はより取りみどり。船の最後尾のバルコニー付きを押さえることができた。

最後尾の部屋のバルコニー

最後尾の部屋は、航海している間中バルコニー越しに船の航跡を見ることができる。クルーズ船によっては、無かったりスイートルームだけだったりする。それがプライド・オブ・アメリカではBカテゴリーの料金で出ているのだから、この最後尾の部屋はお得だと思う!

>>プライド・オブ・アメリカの詳しい得点とレビューはこちら

この船は、従業員が全員アメリカ国籍なことをプライドにしている、と言うけれども、つまりサービスはアメリカ式で、気楽で陽気だけれども抜けも多いと思った。他の人のレビューも、だいたいそんな感じだ。

航空券とホテルの手配

今回はマイレージで航空券が取れたのと、ゴールデンウィークで船を降りた翌週の頭も祝日で休みだったので、帰りにホノルルでもう一泊することにした。

予約したのは、トリップアドバイザーで上位にランクされ、一番空港に行くのに便利なところにあるココナッツ・ワイキキホテルだ。一週間分の荷物がつまった、大中小の3つのトランクを持ち込まなくてはいけないので、奮発してスイートにした。スイートと言っても、ワイキキビーチ沿いの有名ホテルのスタンダードルームの半額くらいの値段だったけれど。

パッキングしたもの

クルーズ旅行では毎日着物を着るけれど、ゴールデンウィークの時期のハワイで、日本の季節のしきたり通りにするか、夏物にするか悩んだ。結局は海の上や海辺の寄港地は涼しくて、東京の5月と同じくらいの格好で十分だった。最後に1日だけ滞在したホノルルは、蒸し暑くて参ったけれども。

イルカや亀と一緒に泳ぐことも期待して、シュノーケルもわざわざ日本から持って行った。昔使っていた古いものだけど、近眼の私たちには度付のこれが必要なのだ。実際はほんの1日しか、それもサメが出るかもしれないからと遊泳禁止になり、ほんのちょっとしか使えなかったんだけどね。
ハワイまで持参シュノーケル

アメリカの船の食事がおいしいとは思えなかったので、トラベルポットやお米、海藻サラダ、梅干し、みそなどをトランクに入れた。これで船室でお湯を沸かしてお茶を飲むのはもちろん、ご飯を炊いたり、海草サラダを戻して食べたり。体調維持のために我が家でしているのと、ほぼ同じことが色々できる。

ただ、クルーズラインによっては調理器具の持ち込みを禁止している所もあるし、火事になったら船の建造費くらいの賠償請求はされると思うので、自己責任でね。

いつもクルーズに持っていく、便利グッズのリストは>>こちら

旅の参考にした本

池澤夏樹著のハワイイ紀行は、ハワイ諸島の歴史、文化、風土と地形の成り立ちを独自の視点で教えてくれる。ずっと前に買って持っていた本だけれど、実際にハワイ諸島(地元の言葉では、ハワイイ諸島)をクルーズしながら、次に行く島の章を読むのが楽しかったし役立った。

あと欠かせないのは、ランチの場所を決めるためのグルメ本ザガットと、Gのバイブル「地球の歩き方」。地球の歩き方は4島全部を網羅しようとすると、1のオアフ島篇と2の他の島篇の両方を買わなくてはならない。Gが知りたいのはランチをどこで食べるかってことなんだから、ザガットで十分だと思うけどね。



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