クルーズ大好き! だからたまにしか行かれないクルーズ旅行はとことん楽しみたい。 セレブリティ・インフィニティで行ったアラスカクルーズの旅行記です。


1日目 シアトルから出発

楽ちんに船の入り口まで到着

お盆で大混雑の成田を夕方に発ったユナイテッドの直行便は、シアトルに朝10時前に着いた。空港でお金をおろして、タクシーで港まで行かなくっちゃとATMを探していたら、セレブリティのシャトルのカウンターを見つけた。

大きな荷物をそこで渡したら、部屋まで届けてくれるという。あとはカラダだけバスに乗り込んで、楽ちんに船の入り口までついてしまった。(ひとり27ドル、部屋付け)

バスの中から上手に盛り上げるセレブリティ

バスでは運転手さんがハンドルを握りながら、「アラスカクイズ」をしたり、シアトルダウンタウンの観光案内をしてくれたり、盛り上げる。

やっぱりアメリカ式エンターテインメントが充実しているセレブリティーだなーなんて嬉しくなった。タクシーではこうはいかないだろうから、シャトルに乗ってよかった。


昼前に着くだろうから、港で荷物を預けて近くのレストランにでも行こうかと、海辺のレストランを数軒探しておいたんだけどね。バスから降りたらもうそこは船へのゲートになっていて、案内されるままにチェックインして、すっと船の中に入ってしまった。

船の入り口で配るスパークリングワインに感動

船の入り口では歓迎のスパークリングワインを配っている。今までよく乗ったイタリアのカジュアルラインには無いので、クルーズ業界も過当競争だろうに、セレブリティは頑張っているなーとまた嬉しくなる。

10階のビュッフェに上がって腹ごしらえをしていたら、みなさん、お部屋の準備が完了しましたよーと放送があったので、階段を下りて部屋のある9階に向かう。

アクアクラス9099号室

11階のアクアクラスの部屋はベランダに庇が無いけれど、この階の部屋はベランダの庇が長いというレビューを読んで、日に焼けなくていいかなとあえてこの部屋にした。

でもクルーズの時はいつもどんより曇っていて日に焼ける時など無かった。それに庇が上を見上げる視界をさえぎって、見事な山肌を見上げるということができなかったりした。



ミレニアムの部屋がどうだったか、あんまり覚えていないけれど、色は違うけど似たような感じだったと思う。その頃はアメリカに住んでいて、ホテルの部屋の無駄に広いのに慣れていたので、船の部屋はなんて狭いと思ったけどね。クルーズ船に慣れてしまえば、ま、こんなものかなと思えるようになった。

私たちよりずっとビッグな(=デブな)アメリカ人たちだって、同じサイズの部屋に泊っているのだから、私たちには余裕のサイズだと思わなくっちゃね。

アクアクラス専用レストランBluでの最初のディナー

飛行機であまり寝られなかったので少し昼寝しようと思っていたんだけど、船に乗ったのが嬉しくてとっても眠れそうにない。おなかも空いてきたので夕食を早めとることにして、私は持参の絹芭蕉を着る。

ネットで買った絹芭蕉に麻の更紗の花柄の帯で、年相応にしたつもりで、さあアクアクラス専用レストランBluへ!

クルーズの初日のドレスコードはカジュアルなので、適当な格好で夕食に行ってもよかったんだけど、私はこの絹芭蕉を今日着たかったのだ。だって、これからどんどん北上して寒くなるのだから、こんな薄い着物は今日しか着られないかもしれないでしょ。

夕方6時過ぎに、レストランBluにほぼ一番乗り。外はまだまだ明るくて海がよく見えるので嬉しくなる。


スープやサラダが充実しているのが、わたし好みでよかった。フィレミニョンは柔らかい焼き上がりで、少し甘口のソースだった。

眠い…でも期待のショーへ!

夕食の時間を繰り上げたので8時のショーの開始には間に合わず、見るなら10時の回のみになってしまった。夕食が終わったらGはもう眠そうで、でも頑張って起きているという。セレブリティのエンタテイメントは、その後行ったどんなクルーズラインのショーに比べても一番よかったという印象があるからだ。

眠くなったらいつでも退散できるように、シアターの上の階の後ろに居たんだけど、やっぱりというか、期待以上というか、ショーはドラムやトランペットまでいる7人編成のバンドの演奏で始まった。生演奏でダンサーが踊るショーは、今までセレブリティでしか見たことが無いし、今度もやっぱりそうだった!


今回は男声4人のアカペラグループまでいて私好み。演奏する曲はモータウン系が多くて、ビートルズも混じったりして、いやはや、クルーズで演奏される曲にだんだん私たちの年代が近づいてきたなー。

そのうち、クルーズ船に乗ってもこんな新しい曲知らない〜ということになるんだろうか。



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