バルコニーにこだわるなら、この船のこの部屋
本を読んだり、昼寝したり、ぼーっと海を見たり。ルームサービスの朝食を食べたり、ロマンチックなディナーを楽しんだり。新造船ほどバルコニー付きの部屋が増え、こだわりのバルコニーも増えてきました。
クルーズ・クリティックやザ・デイリー・トラベラーの記事をもとに、いいなあと思ったものを下にピックアップしています。「バルコニーでしない方がいいコト」と合わせてお読みください。
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船尾のバルコニー付きの部屋が一番人気
最後尾の部屋は、航海している間中バルコニー越しに船の航跡を見ることができます。クルーズ船によっては、無かったりスイートルームだけだったりするのですが、プライド・オブ・アメリカではBカテゴリーの料金で出ています。カーニバルでは最後尾の4室が、奥行きが深いエクステンデッドバルコニールームとして人気です。
私はプライド・オブ・アメリカの最後尾の最上階の部屋を、10か月前の予約で押さえることができました。その時の乗船記は⇒こちら「懐かしのアメリカ流を満喫、ハワイクルーズ」
セレブリティの知る人ぞ知る広いバルコニー!
セレブリティ・クルーズのミレニアムクラス(サミット、ミレニアム、インフィニティ、コンストレーション)の2Cカテゴリーの最下層に、広いバルコニーの付いた部屋が右舷と左舷に8室ずつあります。
船のデッキプランにはバルコニーが広いと表示されないので、旅行代理店は知らないことが多いのです。部屋番号は6016から6030とその逆側です。
プリンセスのビーチパラソル必須のバルコニー
プリンセス・クルーズのグランドクラス(10-11万トンクラスの10隻)のドルフィンデッキのミニスイートのバルコニーは、上階よりも海に突き出て広くなっています。
屋根が無いのでバルコニーは直射日光にさらされます。それが好みの人も、上の階から丸見えになっちゃう!と敬遠する人もいます。日よけと視線隠しにビーチパラソルを持ち込んだ乗客もいるそうです。
セレブリティのカーブの部屋は要注意!
セレブリティ・クルーズのソルスティスクラス(12万トン台の5隻)は、コカコーラの瓶が横倒しで水に浮かんだような、真中がくびれた構造になっています。
このくびれに向かうカーブに位置する部屋は、バルコニーがトンネルのようになっているので要注意です。カーブしているかどうかはデッキプランを見ればわかりますので、隣のバルコニーの視線から完全に隠れたい人以外は、避けた方がいいでしょう。
スイートならもう何だってあり
バルコニーにお風呂まである船も増えてきました。もちろんそういう部屋はスイートでも一番高い部屋になります。ホーランド・アメリカのペントハウス・ベランダ・スイートとか、セレブリティのロイヤル・スイートとか、コスタのサムサラ・スイートとか。
ビックリしたのは、オアシス・オブ・ザ・シーズとアリュール・オブ・ザ・シーズのアクアシアタースイートですよね。部屋に居ながら甲板のショーが見られるのです。
何とぜいたくな、と思いますが、バルコニーから見るためには1泊450ドル〜となります。ショーは甲板のシアターに行けば誰でも無料で見られます。逆にショーがうるさくて嫌という場合は、部屋の反対側のバルコニーで、海を見て過ごせばいいとのことです。
(参照:クルーズ・クリティーク、コンデナストトラベラー)