ベトナムショートトリップ

先生の説明を真剣に聞く多国籍エプロンguys
1日目.カラベルホテルに到着
3日目.戦争博物館へ
2日目.まずはマーケットへ
4日目.ベトナム料理教室へ!

4日目.お料理教室へ!

今日はベトナム旅行最後の日にして最大のイベント、レストランHoa Tucのお料理教室へ行く。このお料理教室のクラスメートは、商用でベトナムに来たけど、金曜日に着いて週末からサイゴンを見て回っているというフランス人のオリビエ氏と、オーストラリア人の学生ロス君。私たち以外の二人は朝8時半からの「マーケットでの買い出し」コースにも行って、とっても面白かったと言う。



先生はベトナム人シェフのPhong氏。前はここのレストランのシェフだったけど、今はお料理教室選任だそうで、月曜日を除く毎日8時半にマーケットに行き、10時からと2時から定員9名のお料理教室をやっているのだそうだ。英語は堪能だし、説明は的を得てわかりやすいし、生徒の転がし方も上手だし、すごく面白い人だった。厨房の中にいるより、お料理教室の先生のほうがずっと向いていたよ!
お料理は、定番の「生春巻き」と、見るのも珍しい「バナナの若芽サラダ」と、「ジャスミンライスチャーハンの蓮の葉包み」。1品に1時間ほどかけて、作っては食べる。終わる時にはおなかがいっぱいになったよ。。


この日は夜の飛行機で発つので、午後から夜にかけてどう過ごすかいろいろ迷ったんだけど、結局はカラベルホテルのスパとプールサイドにずっと居た。日陰で涼しくてとても居心地がよくて、プールサイドで本を読みながらうたた寝をしたり、思い出したように泳いだり、ゆっくりジャグジーに浸かったりしているうちに、あっという間に夕食の時間になってしまった。

夕食はドンコイ通りのVietnum Houseであっさりと麺料理をいただく。食べたのは「空心菜の炒め」「フォー・ガー」「野菜のミエン(春雨のようなもの)」だった。
こちらの店は1階ではピアニスト、2階ではベトナム民族楽器を弾く楽団が演奏をしていたんだけど、どちらも上手だった。特に民族楽器のほうは、珍しくて面白いし、雰囲気も盛り上がったよ。

今回のベトナム旅行では、食事は庶民が集うところからガラ空きの高級レストランまで色々行ったけど、どこで食べても生野菜がたっぷりのベトナム料理は、さっぱりして口に合ってよかった。最初は水当たりが怖かったけど、これだけ清潔できちんとしたお国柄を見るにつけ、お腹は壊れないだろうなと思えてきたし。何せ暑いんで、ビールすら氷を入れたグラスと一緒に持ってきてくれるのだけどね、これがとっても魅惑的でおいしいのだ。そして、お腹を壊すこともなかった。

有名なベトナム雑貨は、実はマーケットよりスーパーの方が安かったりすることも発見した。マーケットでシルクのミニワンピースを買ったんだけど、夏のお気に入りの一枚になった。試着もせずに買ったけれど、ぎりぎりジッパーが上がるので、ほんとうにラッキーだったよ。

町中に若い人とバイクがあふれているベトナムだけれども、目の前でバイクの事故も目撃した。集団で走っているバイクが、信号で急に止まった時に、ちょっとした玉突きのようになって女の子がバイクから落ちたのだ。軽く頭を打ったらしくなかなか動けない女の子を周りのバイクが囲んで対向車線から来る車から守っていた。そして、女の子は立ち上がり、またバイクにまたがり、走りだした。女の子を囲んでいたバイクも、それぞれの方向に散っていった。 それを真正面で見ていたんだけれども、なんだか今のベトナムを象徴するような、そんな光景を見たように感じたよ。

⇒おしまい
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