クルーズ大好き! だからたまにしか行かれないクルーズ旅行はとことん楽しみたい! コスタ・フォーチュナで行ったメキシコ(メキシカンリビエラ)クルーズの旅行記です。


前泊 ロングビーチで忘れ物の補充

ロングビーチ 1位のAVIA
ロングビーチでは、トリップアドバイザーで1位だったAVIAに宿泊した。

[スポンサードリンク]

忘れ物が多かったので前泊してよかった

本当はクルーズの出港の日に到着したかったんだけれど、航空券に空きがなくて1日早くやって来た。ロスに1日いたってすることもないと思っていたけれど、そうでもなかった。

ウォルマートで荷物に入れるのを忘れたパジャマや日焼け止めを買ったり、ユーチューブで見つけてほしいなあと思っていた変なアメリカ通販グッズを買ったりできた。

何せ1週間以上の長い旅行に出るのは、悲しいことにナント2年ぶりだった。だから色々な旅の手順を忘れてしまっていて、抜けが多かったのだ。

通好みのブティックホテルに行くのにひと苦労

前泊のために予約していたホテルの住所を控えて持っていくのまで忘れていた。空港からタクシーに乗り込んでホテルの名前を言えば、ドライバーがすっと連れて行ってくれると思ったのは甘かった。

いつもの癖で、トラベルレビューサイトで一番得点が高かったマニアなブティックホテルにしたので、ドライバーは場所がわからないという。仕方がないからタクシーがハイウェイを飛ばす中、ドライバーの携帯電話を借りて、予約をしたデルタトラベルのカスタマーサービスに電話。走行中の車の中なのでゴーゴー音がうるさくてなかなか電話の声が聞こえない中、やっと事情を説明してホテルの住所を教えてもらうことができた。

その間もメーターの料金はどんどん上がっていく。着いてからおろせばいいやと手持ちの現金が少ししかなかったので、焦った。結局タクシー代は手持ちの現金ぎりぎりになってしまって、チップ分が出なかったんだけどね。

ごめんなさいと謝ると、ドライバーはいいよいいよ、ネクストタイムね。よい旅行を!とニコニコと言ってくれた。よかった。

ロングビーチの、ホテルのあるエリアはいかにも西海岸らしいだだっ広さだった。近くのピアからは展示してあるクイーン・メリー号が見えた。

近所のウォルマートで忘れ物を買い足す

ホテルにチェックインしてみたものの、バスタブのない部屋だったので交換を交渉し、荷物を出して入れてと時間がかかった。しかも忘れ物が次々見つかるので、6ブロックも向こうのウォルマートに2回も歩いて買い物に行くことになった。

この前泊でクルーズの準備ができたのはよかった。ウォルマートでやっすいパジャマが調達できたしね。パジャマなしで1週間の旅行をするのはかなりつらかったと思う。高級な日本船は知らないけど、リーズナブルな外国クルーズ船にはもちろん浴衣なんてついていないからね。

ウォルマートで調達したパジャマは、1000円くらいと安い割には着やすかったけど、サイズは一番小さいのを買ったけど、やっぱりブカブカのずるずるで、パジャマに腰ひもをして寝ていたよ。

ロングビーチ The Pike のアビアホテル

ホテルはクルーズポートに近いロングビーチの中でも、特にピアに近いThe Pikeというエリアのアビアホテルにした。空港のタクシーのドライバーは知らなかったけれど、トラベルサイトのレビュー通りの、おしゃれできれいなホテルだったよ。



アメリカでの久しぶりの食事はお約束のハンバーガー

ロングビーチでのランチは、アメリカに来たからやっぱりまずはハンバーガーでしょうと、"The Pike"の中のアイランズ(Islands, Fine Burgers & Drinks)という店に行く。グループ客でいっぱいで、ワイワイにぎやかな店だ。てきぱきサーブされる巨大バーガーをむしゃむしゃ食べ、薄いアメリカビールをぐいぐい飲む。

ディナーは大当たりだったセヴィーリャ

夕食はどこで食べるかさんざん迷って、Gが出張に来ては同僚と時々行ったという懐かしのカリフォルニア中華"P.F.Chan's"に行った。ここも大賑わいで、1時間待ちと言われて断念。3ブロックぐらい歩いたところにある第2候補のスペイン料理にする。このセヴィーリャという名前のレストランは大当たりだった。


受付で「予約してないんだけど」と言うと、受付の女性がにっこり"Perfect!"と言って、席を見つけて案内してくれる。予約していないという客に、Perfect!と返すなんて、本当にアメリカ的だよねとGは感心しきり。

担当についてくれたサービスの男性は、何か言うたびに肩や腕に触ってわははと笑う西海岸式のフレンドリーなサービスだった。住んでいた東海岸には無かった明るさにこちらも笑ってしまう。

頼んだのは、タパス3種(マッシュルーム、アスパラガス、ジャガイモ)、イカスミのパエーリャ、パスタ・マヨルカ(シーフードスパゲティ)。ワインは"First Press"というナパ・バレーのカベルネ・ソーヴィニオン2007年。カリフォルニアのスペイン料理は、アメリカで食べるイタリアンみたいなゆるゆるな感じかとちょと心配したけれど、おいしく食べられました。

ロングビーチでジプシーキングス風を堪能

さらにこのお店には、フラメンコミュージックのライブ演奏まであった。ボーカル&リズムギター、リードギター、バイオリン、カホン(四角い箱の形の打楽器)の4人編成で、リーダーの薄毛の男性以外はなかなかすてきなハンサムガイたちで、見た目も嬉しい。

音楽はひと言でいえば、ジプシーキングスみたいなもん、という感じかな。独特の激しいリズムに乗せてアコースティックな弦楽器の音がほとばしり、ハスキーボイスの力強い歌が響く。そしてときどきハモってくれるのが何とも私好み。ちょうど食べ終わったくらいに演奏が始まり、45分ほどのステージに全然飽きなかった。



フェイスブック