キモノでトスカーナ+温泉・ビーチ
1.フィレンツェのお得ホテル
2.美術館や、2階建て観光バスや、テルメなど
3.フィレンツェ及び近郊のレストラン
4.コッレ・ディ・ヴァル・デルサ
5.Toscanaの伊豆、ビアレッジオ



初めてのトスカーナだけど、事前スタディは万全(か!?)

1.フィレンツェのお得ホテル

延々12時間以上をかけて、今年もイタリアにやってきた。もちろんミシュランガイドをしっかりと抱えて。この中の数件のレストランには、日本から電話をかけてすでに予約をしてある。8月のお盆の時期に来てしまったため、イタリアでも夏休み中の星レストランが多くて、なかなか予約が取れる所が見つからなかったのが残念なんだけど。

今回はフィレンツェに3泊、フィレンツェ近郊の二つ星レストランホテルアルノルフォに1泊、海辺のリゾート地ビアレッジオに3泊する。本当はテルメ(温泉)に泊まってみたかったんだけど、最低8泊以上の宿泊が必要といわれて断念。最低8泊だなんて、日本のサラリーマンおやじGと一緒に旅行する限り絶対に無理…。




フィレンツェで泊まったのは、ミシュランの赤字ホテルアンティカトーレだ。13世紀の建物の下半分をオフィススペース、上半分をホテルにしている。レセプションは朝8時から夜9時までしかいなくて24時間ルームサービスも無いけれど、ホテル内や部屋は壁が真っ白に塗り直されていてバスルームの設備は近代的。無線のLANも入っているし、部屋の窓からはドゥオーモも見える。朝食を食べる6階の屋上のテラスが見晴らしが良くてきれいで、しかも料金が高い高いフィレンツェのホテルの中では比較的リーズナブルで、とってもよかった。

いつもはホテルは絶対に室内プールのあるところに泊まるのだけど、古い街フィレンツェのホテルに、それを望むとなるとよっぽどの支払いをしなくてはならない。なのでプールをすっぱりとあきらめて、旅程の中に一日、フィレンツェ近郊のテルメ(温泉)に泳ぎに行く予定を入れた。そして、ミシュランに出ているホテルを、下からアプローチ。このアンティカトーレはミシュランンの下のほう(安いほう)に出ていて、しかも赤字表示(The most pleasant)のホテルだ。


場所はポンテベッキオ橋の隣の橋にすぐの、ブランドショップが並ぶトルナブオーニ通りにあって、ビルの1階がベルサーチ、向かいがアルマーニというすごい環境だ。ホテルの入り口の大きな木の扉は夕方以降や週末は閉まっていて、そこがホテルだという表示はどこにも出ない。宿泊客は電子錠でその扉をビー、ガチャンと開けて入るんだけど、自分の部屋に帰るのがまるでルネッサンス時代の秘密クラブに行くみたいで、なかなかいい気分だった。

トスカーナの魅力は色々な本やビデオが語っている。 日本語の本も英語の映画も、こんなにたくさんあるしね。

典型的なのはイタリア大好きなアメリカ人が教えてくれたUnder the Tuscan Sunトスカーナの休日)かな。

アメリカの働く女たちにオオウケだったみたい愛に破れて仕事に疲れた主人公(ダイアン・レイン)が、友達にプレゼントされたトスカーナ旅行にいやいや参加。トスカーナの風景に触れているうちに、急にいてもたってもいられなくなってツアーバスを飛び降りて、トスカーナの田舎に家を衝動買い。新しい生活を始めるというもの。

そこに出てくる田園風景はとても美しく、人は優しく、お料理はとってもおいしそう。車が無い私たちがこんな田園風景の真っ只中に入っていけるかどうかはわからないけれど、多少の不安と、大いなる期待を持ってトスカーナにやってきた。

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