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駅チカ室蘭でスーパーマーケットツアー
＞＞ ＜＜寄港地 函館 ＞＞＞＞＞＞ 寄港地 釧路＞＞室蘭には朝7時に着いて夜18時に出港する、はずだったんだけれど、1周目は台風の影響で函館からの出港が延び、昼の到着になった。
それでも室蘭港は町に近いので、昼からでも便利に出かけることができた。昭和新山とか遠い所に行くエクスカ―ジョンは中止になったけれど、数時間のものは決行されたそうだ。
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あれ、テレビが壊れてる！？
クルーズ旅行の朝は、現在位置を確認することから始まる。目覚めたら昨晩とは違う場所にいるはずだからだ。窓から景色も見るけれども、確実なのはテレビをつけてカレント・ポジション(＝現在位置)というチャンネルを見ること。地図上に船が今居る場所が、緯度や経度や気温、天気などの情報と一緒に示されているからだ。
珍しく私より早く起きたGがテレビをつけて言う。
「現在位置が函館のままで昨日から更新されてないよ」
ルーズな船会社ならそんなこともあるかもしれないけれど、プリンセスクルーズもそうなの？と思いながら、窓からどんよりと曇った外を見る。
「もしかして、昨日と同じ景色じゃない？」
つまり、まだ函館にいるってことなんだ！
外に出て甲板にいるオフィサーらしき人に聞いたら、確かにまだ函館にいるけれども、詳しいことは部屋に入っているレターを読んでくれと言う。部屋に戻ると外のレターボックスに紙が一枚入っていた。
Gはだったら函館の朝市にもう一度行こうとワクワクしている。私は室蘭の先の知床とか網走に行けるのかしらとちょっと心配になる。期待や不安を裏切って、船はその後すぐ室蘭に向けて出港した。予定より5時間遅れで12時過ぎに入港。その飛ばしっぷりはすごかったよ。
おそばにお寿司、おすすめの温泉
室蘭では町の中心部まで歩いて15分くらいの便利な所に停泊するので、室蘭駅前まですぐに行くことができる。だだっぴろい通りは目印も少なくて迷いそうだったけど、駅近くの繁華街（スナック街）の中にある、鴨南蛮が評判がいいというおそば屋さん「手打ちそば処・縁（えん）（地図)」に行った。
他にも回転ずしの「ちょいす（地図）」だってあるし、登別温泉も近くだ。登別温泉よりもっとすぐのところに、白鳥大橋を見ながら温泉に入れる「むろらん温泉ゆらら」もあると、教えてもらった。どこもいっせいに下船するクルーズ客ですぐいっぱいになるから、いくつも回ろうとするとけっこう大変だけれどもね。
クルーにとっては、お買い物天国！
旅先では必ず地元のスーパーや市場を覗くのだけれど、室蘭駅のそばのスーパーマーケットには驚いた。広いスーパーには、たくさんの魚がとっても安い値段で並んでいる。野菜もピカピカで大きくて、しかもみんな北海道産なのだ。
大きなホームセンターやドラッグストアもあって、室蘭は買い物には便利だ。そういう店では、ぽっちゃり系の船のクルーたちが、レジに行列を作ってスナック菓子を大量に買っている。ビックリして、それ全部ひとりで食べるの？と聞いたら、そうだと言って大きなお腹をさすって笑っていた。船の食事には飽きちゃうのかな。私は2週間乗っていてもおいしく食べていたけどね。
おもてなし隊のテントも堪能
ぶらぶらと港に戻れば、そこには室蘭の人たちがテントを張っていて、海産物の特産品を売っていたり、お茶をたてて飲ませてくれたりする。出港の時にはブラスバンドが勢ぞろいして見送ってくれた。
天気も良くなって、すっかり晴れていたはずなのに、ブラスバンドの演奏の途中からまた大雨になった。大慌てで撤収していたけれど、楽器はだいじょうぶだったのかしら。雨の中、どうもありがとうございました。
さーて、フォーマルナイトだっ
1週間のクルーズ旅行だと、たいてい2日目か3日目の夜にフォーマルナイトになる。このクルーズでは、夜遅くまで停泊するひと晩目の函館ではなく、その翌日の室蘭がフォーマルナイトとなった。
ドキドキ・ワクワクのフォーマルナイトの様子は＞＞こちらから
