クルーズ大好き! だからたまにしか行かれないクルーズ旅行はとことん楽しみたい! コスタ・ビクトリアで南スペイン、ポルトガルまで行った地中海クルーズの旅行記です。



>1日目 >2日目 >3日目
>4日目 >5日目 >6日目
>7日目 >8日目 >9日目 サボナに到着

9日目 サボナに到着

クルーズで寄港バルセロナ

朝ごはんはずっと、日本から持参した玄米ごはんと梅干、海苔、海藻サラダ、切干大根など。

[スポンサードリンク]

最後の朝ごはんも自作和定食

旅行には必ず持って歩く携帯用の湯沸かし器でお湯を沸かして、レトルトの玄米ご飯に、海苔に梅干と、戻した海藻サラダと切り干し大根の、最後の持参朝食をする。持ってきたレトルトご飯は9朝食用x二人分の何と18パック。これが日に日に減ってきてついに最後のふたパックとなった。

旅行中、これがたっぷり残っている時は、まだまだ旅も続くと嬉しかったし、だんだん減っていくのはとても悲しかった。それがもう無くなってしまうんだなあ。

この徹底的な和風食物繊維+ミネラルの朝食で、私たちのクルーズ中の胃腸状態は保たれていたと思う。昼も夜もあんなに食べて飲んだけど、最後までしっかりと食欲モリモリだったから。

切干大根の匂いは、外国人には格別クサイものだとわかっているので、今回ベランダ無しの部屋になった時には持参するかどうか迷ったんだけどね。でも切干大根を戻したおつゆは、二日酔いに効くというし(本当なのだ)、体調維持して昼夜食事を楽しむことが最優先!部屋を臭くしてごめんね。 お掃除スタッフの皆さん。

朝8時からもう下船開始。そしてリムジンで空港へ!

朝食を済ませるといよいよ出発だ。乗客は全員朝8時に部屋から出なくてはならないので、ロビーやホールは人で溢れている。

私たちは最終日は船でゆっくりできて、余裕で電車で空港まで行けるはずだった。が、経営危機に陥っているアリタリアが便を減らし離陸時間を繰り上げたせいで、朝一番で特別仕立てのリムジンに乗って、ミラノのマルペンサ空港までまっしぐらに行かなくてはならない。これはものすごく高くついた。ミラノにもう一泊する方が安いくらい。でも日程はすでにゴールデンウィークからはみ出ているし、日本に帰るしかない。

パスポートを返してもらった後はすぐに下船して、押し合いへし合いして自分のトランクを回収し、車に乗ってすぐ出発だ。

車は今日まで乗っていたコスタビクトリアの周りをぐるりと一周するようにして一路ミラノのマルペンサへと向かう。ビクトリアは今まで乗った船よりも古くてちょっと小さめだったので、船内施設は十分だろうかと不安もあったのだけど、どうしてどうして。

プールは冷たすぎる時もあったけれど、食事はおいしかったし、ディナーは時間を早めにしたり遅めに行ったりしても融通をきかせてくれたし、コスタフォーチュナに較べたらずっとよかったと思う。

車から見るコスタビクトリア正面からのお顔。バイバイーまたいつか会いたいねー

イタリア語がもっと喋れたらもっと楽しめたかな

アメリカに住んでいる時に乗ったセレブリティのミレニアムは、食事はともかくプールやジャグジーはすごくよかったけどね。あと、アメリカ式の徹底したホスピタリティやエンターテインメントもミレニアムに軍配だ。でも、コスタビクトリアにはコスタビクトリアなりの良さがたくさんあったと思う。

そんな中で残念なのは、大多数を占めていたイタリア人のお客さんたちとぜんぜんコミュニケーションが取れなかったこと。以前コスタフォーチュナに乗った時よりもずっとイタリア人勢力が大きくって、時々話しかけてもらっても言葉がわからないので、話が続かない。これはイタリア語を覚えようとしない私たちが悪いんだけど、結局覚えたイタリア語は、自分たちの部屋がある階の番号ウンディッチだけという情けない状態で、これじゃあエレベーターに乗って自分の階の番号を押してもらう時しか役に立たないよ。

早く次のクルーズに行きたいよ。

それでも、航海の後半くらいからもう、次はどこに行こうかな、と考えてしまう。荷物ごと部屋ごと次の観光地に運んでくれるクルーズは、どんなパッケージツアーより楽で便利なので、できれば毎回旅行はクルーズにしたいものだ。

でもクルーズに出るには最低でも1週間、いいコースだと2週間くらい休みを取ることが必要なので、日本人だと盆暮れGWに偶然短めのコースを見つけるか、「よっぽど」の人じゃないとなかなか行かれないよねえ。

>>おしまい



フェイスブック