クルーズ大好き! だからたまにしか行かれないクルーズ旅行はとことん楽しみたい! MSCディビーナで行ったアドリア海ーエーゲ海クルーズの旅行記です。


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真夏のエーゲ海クルーズ 旅行の準備

行先が決まるまで

行かれる日程がお盆休みの時と決まっているので、ほぼ1年前からお盆直前の土曜日発の1週間のクルーズをリストアップ。1週間の日程なのにはるばるイスタンブールまで行く、MSCディビーナのベニス発着のコースに焦点を定めた。

問題はお値段。冬の地中海クルーズでとても気に入ったMSCのヨットクラブの部屋が、

  • 日本価格 3500ドル/人
  • アメリカ価格 2580ドル-2980ドル/人

と全然違うのだ。 一人当たり1000ドル近くも差があるなんて、これは大きいでしょ。

前回冬に行った時にはオフシーズンで安かった。ヨットクラブはイギリスやアメリカのサイトに出ていないのに、MSCの日本支社で予約できたりもした。どうもMSCのヨットクラブは、季節やコースによって出す国や出す値段を変えているようだ。例えば冬のペルシャ湾クルーズは、日本価格は+1000ドル。でも同じ冬なのに地中海クルーズは日本価格の方が200ドルくらい安い、とかね。なんか腑に落ちないんだけどね。日本からの客だって、もっとフェアに扱ってほしいなあ。

[日本語で問合せできるアメリカのクルーズ代理店]

ルートと日程

コスタで知り合ったクルーズ三昧のイタリア人のおじさんが、行った中ではトルコが一番よかったと言っているのを聞いて以来、トルコに行くのが憧れだったのですよ。

トルコまで行く1週間のクルーズはなかなかないので、ぴったりの日程を見つけた時には、嬉しかった!

旅行が近づいてくると、寄港地に何時に着いて何時出発なのかをチェックする。ランチの時間がちゃんと取れそうな寄港地は、ミシュラン、ザガットその他のウェブ情報を駆使して、美味しそうなレストランのピックアップをしておく。

ちなみに、今回の寄港地では、カタコロンと終日航海の日以外は、美味しい地元ランチを楽しむことができた。

MSCディビーナのランキングと乗客レビュー

MSCやコスタといったイタリアのクルーズラインの船は、子どもがうるさい、そういう子どもを放置している大人のマナーがー悪いといったレビューが満載だ。その分規則にきびしくなくて気楽とも言えるけど、イタリア語ができないと他のお客さんと話ができないので、ちょっとさみしいかな。

>>MSCディビーナの詳しい得点とレビューはこちら

航空券の手配

せっかくベニスに行くのだから前泊をしたかったけれど、お盆のきっちり一週間しか休めないと言い張る夫Gのために、仕事を終えた後の金曜日の深夜発の便という強行スケジュールになった。船が出る土曜日の早朝にパリに着いて、乗継いで昼にベニスに到着。すぐ乗船して、翌週の土曜日に下船したら、その日の午後の便でデュッセルドルフに行き、乗り換えて日曜日の夕方に成田に着く。そして翌月曜日から出勤というへとへとコースだ。

なので羽田発の深夜便がある日系の航空会社しか選択肢が無く、クルーズ料金を越えちゃうくらいの高い飛行機代となった。マイルがあるので一応アップグレードをお願いしたけれども、100人以上の待ちだったそうで、されるわけもなく。

せめての救いと言えば、航空券をアメックスのトラベルサービスで手配したので、空港との往復は、我が家の場合羽田なら1500円、成田なら1万円でMKタクシーで行けたことかな。クルーズ旅行の時は荷物が多くて移動が大変なので、タクシーで空港往復ができるのはすごく嬉しい。ああ、豪華クルーズ旅行に行くんだな!っていう気分になれるし、翌朝の出勤が控えた帰りも楽ちんだ。

パッキングしたもの

私の長年の経験からお勧めする、クルーズに持っていくべき、なるほど!グッズのリストは>>こちら

MSCクルーズの規制が甘いことはわかっていたので、トラベルポットを堂々とトランクに入れた。これで船室でお湯を沸かしてお茶を飲むのはもちろん、ご飯を炊いたり、海草サラダを戻して食べたり。体調維持のために我が家でしているのと、ほぼ同じことが色々できる。

ただ、クルーズラインによっては調理器具の持ち込みを禁止している所もあるし、火事になったら船の建造費くらいの賠償請求はされると思うので、自己責任でね。

トルコに行くクルーズ旅行で参考にした本


あまり事前勉強する時間が無く、家にある本を読み返したくらい。「大地中海紀行」でポール・セローは、トルコには「海の精霊号」という高級クルーズ船で行っている。

ご招待だったそうで、いいなーと思うのだが、その割には1日1000ドル!の乗船費を払って乗っている他のお客さんたちを、いかにも俗物だと言わんばかりにこきおろしていて、ハラハラする。

ポール・セローくらいになれば、ご招待クルーズ旅行でも悪口を書いていいんだなあ。



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