たまにしか行かれないクルーズ旅行はとことん楽しみたい! MSCディビーナで行ったアドリア海ーエーゲ海クルーズの旅行記です。


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8日目 ベネチアに帰港

今日は14時40分発の飛行機でベネチアから発つ予定なので、お昼くらいまでは時間がある。ヨットクラブのコンシェルジュに聞いたら、荷物をいったん船外の倉庫に預けて、12時半くらいまでは船に居ていいと言う。(前日の予約が必要) 大きな荷物を持ってベニスの街をうろうろするよりも、船のデッキからベニスを眺めている方を選択した。

スプレンディダのヨットクラブに乗った時は、人数が少ないバルセロナ下船だったので、荷物を出すのも当日の朝の10時でよかった。これはとても便利だったんだけど、ベニス下船はそうはいかなかった。何時でもいいけど寝る前に荷物を出してね、と部屋係のビクターが言うので、前の日の夜中に荷造りをして、朝からは手荷物だけで過ごすことになった。

朝、船がベネチアの埠頭に向かっている時には、船の最先端のヨットクラブのラウンジはお客さんで大賑わい。両側に迫るベネチアの風景を、出発の時とは逆向きに見る。

そして埠頭に近づけば、いるわいるわ、クルーズ船がたくさん。 手前左がセレブリティ・エキノクスで右がセレナーデ・オブ・ザ・シーズ。向こうの方に居るのがノルウエイジャン・ジェイドだった。

部屋は8時には出なくてはならなかったので、その後はレストランのラ・ミュゼでゆっくり朝食を食べ、プールサイドやラウンジに居た。

船のスタッフ以外だあれもいないようだったのが、お昼が近づくにつれ人が増えてきた。今日から航海に出発するお客さんたちだ。私たちが一週間前にそうだったように、船に乗り込んだ嬉しさでいっぱいの表情だ。そう。何もかもが新鮮で、それだけで心がうきうきしたんだった。そして、この人たちの1週間の航海が始まる。

いいなあ、私ももう1週間行きたい。同じ所を回るんだから、要領はだいたい分かった。次はもっと楽しめるぞ。

心から思ったけれど、そういうわけにもいかない。仕方なく、また延々飛行機を乗り継いで、帰って来た。船を降りたのは土曜日の昼だったはずなのに、家に着いたらもう日曜日の夕方だった。そして翌朝から仕事が始まった。とほほ…。

>>おしまい



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