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小型/高級/グルメクルーズ船の得点と乗客レビュー
クリスタル・クルーズやリージェントにシルバー・シーなどなど。雑誌やウェブマガジンが特集するクルーズ船のランキング上位は、高級クルーズラインが常連です。最近はオーシャニアがよく顔を出すようになりました。どのクルーズラインもかなりのプレミアム価格ですから、ランキング上位独占も当たり前ですよね。
こういう高級ラインは飲み物もエクスカ―ジョンも料金込みなので、乗ってからそんなにお金がかからない。だから後から来る請求にビックリ仰天することがあるカジュアルシップに較べて、とんでもなく高額といわけではない、とは聞きますが……。まだまだ憧れるだけです。
世界のメディアのクルーズ船のランキング記事
- ベストクルーズライン2014 (トラベル&レジャー)
- ベスト・クルーズライン (U.S.ニュース)
- グルメのための船ベスト10 (USAトゥデイ)
- トップ10クルーズライン (FOXニュース)
- ラグジュアリークルーズ船ベスト10 (クルーズクリティック)
このページでは他に、日本のクルーズ番組で取り上げられた船を中心に、小型/高級/グルメクルーズ客船に乗った人の評判や1週間のクルーズの値段をリストしています。どうぞスクロールしてご覧ください。
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クリスタル・セレニティ
クリスタル・セレニティ(03年就航6.9万t)は、オールインクルーシブの高級船です。大きすぎず、小さすぎず、乗客定員も1090人とほどほど。どんな投票でもいつもトップクラスにランクされる人気の船です。
- この船が2016年4月16日(土)朝9時半から世界の船旅(BS朝日)で紹介されました。他のTV番組でももう何度も放映されていて、おなじみです。
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料金もお高いですが、時々インサイドなら1週間のクルーズが1885ドル、1000ドル値引きキャンペーンなんてやっていたりします。
なかなかのワインもシャンパンも高級スピリットも、特別レストランも(1回まで)料金込み。船上では様々な教養クラスを開催し、フィットネスプログラムも充実なんて聞けば、一度は乗ってみたくなりますよね。
時間に余裕がある時に、直前セールを狙ってみたいです。
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セブンシーズ・マリナー
ラグジュアリーラインのリージェントの一番大きな船、セブンシーズ・マリナーは、2001年就航で4.8万t、乗客定員は708人。一番大きいと言っても分類は小型船クラスになるのですが、乗客ひとり当たりの船内の面積が、業界最大となっています。
世界の船旅(BS朝日)で2016年3月12日(土)朝9時半から、この船が紹介されました。極上のクルーズ紀行(BS-TBS)でも2013年2月や2014年8月に放映されている、人気のラグジュアリー船です。
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べルリッツクルーズガイド(#30)では★★★★+で得点1644 (/2000満点中)、うち食事318 (/400点満点)です。
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オールインクルーシブの元祖ともいえるリージェントの船では、前泊のホテル代も、エクスカ―ジョンも、ワイン代も、チップ代も最初に払う料金に込みです。クルーズ中にショッピングやカジノにはまらない限り、船上生活でお金を使うことがありません。
気になるお値段ですが、時々セール価格が出ることがあります。2016年の夏の1週間の地中海クルーズなら、2209ドルなんていうこともありました。
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クリスタル・シンフォニー
この船は1995年就航で5.1万t、乗客定員は960人の中型高級船です。2016年2月20日(土)朝9時半からの世界の船旅(BS朝日)で、この船のカリブ海クルーズが放映されました。
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なにせこの船は、べルリッツクルーズガイド(#30)では、中型船部門では姉妹船のクリスタル・セレニティに次いで2位なのです。★★★★★で得点1702 (/2000満点中)、うち食事341 (/400点満点)です。
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スペシャルレストランのNOBUのシルクロード&寿司バーが日本のクルーズ番組ではよく紹介されています。最近は経営が変わって、クルーズ中2回目以降は有料になったそうですが、甲板でのジャズブランチや、オールインクルーシブのすばらしいサービスなど相変わらず評判が高いです。2015年の冬以降は、62人乗りのヨットや5隻のリバークルーズ船、ラグジュアリーな飛行機まで登場するそうです。
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ポナン・ロストラル
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フランスのクルーズ会社ポナンのこの船は、2011年就航で1.1万t、乗客定員は264人です。2015年12月5日(土)9時半からの世界の船旅(BS朝日)で紹介されました。
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べルリッツクルーズガイド(#30)では★★★★で得点1507、うち食事284 (/400点満点)と高級船が多い小型船部門では中くらいの評価です。食事は前菜やメインはまあまあだけど、特別というわけではない。デザートはとてもよい、と評されています。
べルリッツクルーズガイドを書いているイギリス人のダグラス・ワード氏はあまり気に入らなかったようですが、クルーズラインのポナンは、アメリカのグルメ雑誌Savourの「食事がおいしいクルーズライン2014」の特別賞に選ばれています。私はこちらの評価を信じて、2015年のゴールデンウィークに乗船することを決めました。
乗船して食べてみて、「まあまあだけど特別というわけではない」というのはいい意味で当たっていると思いました。極めてふつうのフランス料理で、調理法も、味も、量も、慣れ親しんだもので、ビックリするようなことはありません。
この船は、普段はフランス人の乗客が大勢を占めます。アナウンスなどは英語でもされるので不自由はないけれども、コミュニケーションはあまりないと感じられるようです。ワインはオールインクルーシブのはずだったけど、ソムリエがフランス人のお客さんばっかり相手にして、なかなか注ぎに来てくれなかった、なんていうレビューもありました。
船のサービスへの評価は高いですが、チャータークルーズ(アメリカの旅行社)での食事が「量が少なかった」「まずかった」と出てきてちょっと不安になります。それに対して船側は、「現地の食材が悪い」「いやなら食べなくていい」と答えるのみで、改善は無かったそうです。なんだかフランスっぽいですね。
- この船に乗った私の乗船記>>「小型高級グルメ船ポナン・ロストラルで西日本周遊」
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- ポナン・クルーズオフィシャルページ(日本語)
- ポナン・クルーズオフィシャルページ(英語)
- 米国の旅行代理店ラグジュアリー・クルーズのポナンのページ(英語)
- 日本の旅行代理店ベストワン・クルーズのポナンのページ (日本語)
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4/9オ―シャニア・リビエラ
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オーシャニア・リビエラ(2012年生まれ、6.6万t)は、美食とラグジュアリーな雰囲気で名高い中型高級船です。クリスタルより安く、アザマラより船が大きい所が人気なのかなと思います。中型船なのにレストランが10もあるというのもすごいですよね。
日本のテレビでよく放映されるのも、人気の理由かもしれません。最近では2016年4月9日(土)朝9時半から世界の船旅(BS朝日)で放映されました。ほぼ毎年登場していますし、極上のクルーズ紀行(BS-TBS)でも2013年と2014年の12月に特集されています。
必ず「美食」とキャッチフレーズが付くこの船は、べルリッツクルーズガイド(#28)の得点も、5つ星の1702(第2位/中型船52隻中)、うち食事が336(/400点満点)と高いです。船には料理教室用のキッチンがあって、マスターシェフから料理を教わることもできるそうです。
せっかくレストランがあるのに、船に乗ってまで自分で作ったものを食べるのが、嬉しいかどうかはわかりませんが。
気になるお値段ですが、1週間の地中海クルーズならバルコニー付きで2949ドルくらいから。カリブ海クルーズなら1999ドルなんていう時もあります。
- オフィシャルサイト
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シルバー・ウィスパーのバルト海クルーズ
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世界豪華客船紀行(BS11)の2015年4月30日(木)夜8時の放送は、高級クルーズライン、シルバーシー・クルーズのシルバー・ウィスパー(01年就航 2.8万t)。2013年8月の再放送です。
この船は旅行ガイドブックFromer'sではベストクルーズ船に選ばれ、ラグジュアリ・トラベル・マガジンでは金賞を取っています。
ストックホルムからサンクトペテルブルクに寄り、コペンハーゲンで下船する1週間のクルーズが、ベランダ無しの部屋なら3950ドルから。それでも今年の夏のバルト海クルーズは、ほとんどがキャンセル待ちの状況のようです。
- オフィシャルサイト
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- ベストワンクルーズ(日本)のシルバーシー・クルーズ料金
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ポール・ゴーギャンのタヒチクルーズ
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世界豪華客船紀行(BS11)の2015年4月23日(木)夜8時の放送は、タヒチをクルーズするポール・ゴーギャン(98年就航 1.9万t)。2013年7月の放映以来、半年に一度は再放送されています。「世界の船旅」にもよく出てくる、楽園クルーズ船です。
タヒチなら日本から直行便もあるし、乗船地まで意外と近いはずですが、6日間のクルーズの料金がバルコニー付きなら6000ドル以上と高くて手が出ないと思っていました。
でも早期予約なら、パペーテ発着の1週間のクルーズが50%オフの3995ドルにになったりするんですよね。ハネムーンで行ったらすてきでしょうねえ。
- オフィシャルサイト
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- --> この船の現在位置と今後のスケジュール
- ベストワンクルーズ(日本)のポールゴーギャン料金
- クルーズブラザーズ(米国)の早期割引バーゲンセールページ(一番下にタヒチクルーズがあります)
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アマデア
ドイツベースのフェニックス・ライゼンのアマデアは、1991年生まれで2.8万トン、乗客定員604人の小柄な船です。この船のオーストラリアからインドネシアまでのクルーズが、世界の船旅(BS朝日)で2015年6月27日(土)16時から放映されました。
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三菱重工が作ったこの船は、もともとは飛鳥だったのが2006年に売られたんですよね。番組の紹介でも必ず初代・飛鳥と付くのですが、それってそんなに魅力なのでしょうか。
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べルリッツクルーズガイド(#30)の評価では★★★★で得点1546 (2000満点中)、うち食事319 (/400点満点)となかなか高いです。
お値段は1週間のバルト海クルーズなら、バルコニー付きで2000ユーロくらいから。飛鳥に比べたらずっとお値打ちに感じます。でもドイツ語が主流の船でしょうから、ちょっと敷居は高いですね。
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飛鳥Ⅱ
飛鳥II(90年就航 5万t)は3隻の日本船の中では最大サイズで代表格。色々なクルーズ番組でもう何回も放映されています。今度は世界豪華客船紀行(BS11)の2015年10月2日(木)午後8時からと、世界の船旅(BS朝日)の2015年10月10日(土)午前9時半からに登場します。
極上のクルーズ紀行(BS-TBS)の2015年2月の大相撲クルーズの特集が面白かったですね。白鳳や稀勢の里、元魁皇の浅香山親方が乗った2泊のクルーズが11.5万円から、バルコニー付きなら15.7万円でした。企画もお値段もすごかったです。
- この船の得点は、べルリッツクルーズガイド(#30)では★★★★+で1673 (中型船第5位)。うち食事の得点が339 (/400点満点)と高いです。この本の著者ダグラス・ワード氏は、イギリス人なのにけっこう飛鳥IIが好きなんだなあという印象です。
>>世界一周クルーズ裏話(2) 世界一周は意外とお得!
にっぽん丸
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極上のクルーズ紀行(BS-TBS)で2015年9月9日(水)夜9時から放映されたのは、にっぽん丸(90年竣工 2.2万t )。どの番組でも繰り返し放送されている日本船です。
もう25歳とクルーズ船にしてはとってもご高齢のにっぽん丸の評価は、べルリッツクルーズガイド(#28)で小型船部門23位(49隻中)。総得点は1503点で、うち食事が307点と高いです。
日本船はクルーが一生懸命日本語を覚えてサービスしてくれるし、和食のお食事は口に合う。だから大好き、という話はよく聞きます。でもたった6日間のクルーズが、一番安い部屋でも24.5万円で、ベランダ付きなら50万円以上! お値段がとってもラグジュアリーです。
日本船は、なんでこんなに高いんだろうとよく思います。最近は日本を周遊する外国船でも、日本船に乗っていたという日本語の上手なクルーがけっこういます。日本船では安い給料で長いこと勤めても昇給も昇格もせず、外国船に移ったとたんに待遇がよくなったとよく聞きました。もし日本船に乗れるようになったら、クルーにはチップをはずみたいですね。
ぱしふぃっくびいなす
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極上のクルーズ紀行(BS-TBS)の2015年5月27日(水)21時は、ぱしふぃっくびいなす(98年就航 2.6万t)の世界一周クルーズ。どのクルーズ番組でもほぼ毎月、繰り返し紹介されている船なので、もうおなじみです。
この船はべルリッツクルーズガイド(#28)では★★★★で、得点は1548(第19位/小型船49隻中)で、うち食事が309(/400点満点)です。
紹介される世界1周クルーズは、一番安い小さな窓の部屋でも早期割引で290万円。 部屋にバルコニーが付くのはスイートからですが、世界1周しようと思ったら、早期割引でも1500万円もかかります。クイーン・エリザベスならバルコニー付きの部屋が327万円から。世界1周が5回もできちゃいますね。
エーゲアンオデッセイ
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2015年3月25日(水)22時の世界の船旅(BS朝日)の放映は、1973年にフェリーとして建造され、2010年に新しいオーナーが高級船に改築した、1.1万tのエーゲアン・オデッセイ。歴史のある町や古代遺跡を訪ねるクルーズを中心に行っている小型船です。
大型船では行かれない港を、ゆったりとした造りの小回りの利く小型船で訪れるのは、大型船でのクルーズ旅行に飽きたベテランクルーズファンにはとても好評のようです。当然若い人は少なく、12歳以下は乗船もできません。
料金は、21日間のビルマ・マレー半島クルーズがバルコニー付きなら7500ポンドから。乗下船時の空港間の送迎や、寄港地ツアー、船内チップ、食事の時のビールやワインも含んでの値段です。
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その他のクルーズ船の得点と乗客レビュー一覧
世界のクルーズファンによるクルーズ船の得点と乗客レビューを集めました。リンク先には写真も豊富です。
クルーズ特集番組に出てくる船は
最近のクルーズ番組に登場したクルーズ船です。クリックすると1週間のクルーズの価格がわかります。
このサイトの作者:しの
翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて
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