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セレブリティ・ソルスティスで片道クルーズ「準備篇:航空券と船の部屋と特典」
今年はけっこう記念の年だったので、ゴールデンウィークに少し休暇を足して、長めのクルーズに行くことにした。4月26日に出発する10日くらいのクルーズを世界中からリストアップして、見つけたのがこのクルーズだ。
ホノルルから出港して前半の5日間はハワイを周遊、後半の5日間はカナダのバンクーバーに向けて太平洋をずっと航海する。ハワイも船も両方たっぷり楽しめるなんて、すごくいいじゃないの。
船は私が大好きなセレブリティ・クルーズのソルスティス(2008年生まれ12.2万トン)。今まで乗ったセレブリティのミレニアムやインフィニティよりひと回り大きい、デザイン賞をいくつも取っているあこがれの船だ。
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航空券は、行くと決めたら即購入でいい席確保
クルーズに行くと決めた出発の6か月くらい前に、めぼしいクルーズはほぼ満室なのに驚く。このクルーズもバルコニーの下の方の部屋をやっと確保して、やれやれとひと息。
ホノルル行きの片道航空券は、デルタ航空をマイレージで取って、ちょっとお金を足してプレミアムエコノミーにアップグレード。バンクーバーからの帰りの航空券は、カナダ航空のオフィシャルページで「エコノミーの値段でプレミアムエコノミーを」というキャンペーンをやっていたので、即購入。
航空券は往復ともたっぷり空きがあって、席は選び放題。最前列の、足を思い切り伸ばしてもとうてい前に届かない、ゆったりした席を確保できた。
その後行きも帰りも値段はすぐに上がったし、デルタの最前列以外のプレミアムエコノミーはとっても狭そうだった。航空券は早めに確保できて、よかった、よかった。
予約の取り直しで飲み放題特典をゲット
[毎日毎日よく飲みました]
船はバルコニーの部屋が確保できたものの、やっぱり特別レストランに行けるアクアクラスがあきらめきれない。キャンセルの違約金が発生する三か月前にもう一度予約状況を見たら、パラパラ空きが出ているじゃないの。
しかも最初の予約時には無かった、特典がふたつ付くキャンペーンも始まった。オンボードクレジットの他に、ドリンクパッケージも選べるのだ。
もちろん予約を取り直してドリンクパッケージの特典もゲット。このドリンクパッケージはクルーズ中に本当に楽しめた。他のお客さんが嬉しそうにカパカパ飲んでるのを見るのも楽しかった。もう船中のバーがいつも大賑わいで、バーテンダーは汗が滴り落ちそうなくらいの大忙しなのだ。すごい消費量だったろうなあ。
でも3か月前を過ぎたらもう値段は見ないほうがいい
クルーズの予約のキャンセル違約金が発生する時期に入ったら、もう値段はチェックしないほうがいい。このクルーズはその後も値下がりを続けて、私が最初に確保した下の方のバルコニーが、タイムセールで半額になったりしたのだ。
悔しいけど、いい位置の部屋が確保できたからとあきらめるしかない。それに航空券は早く確保したからこそ、とってもお得だったんだからね。
クルーズ前も、クルーズ中もちゃんと準備しないとネ
航空券と船の部屋位置と飲み放題特典に満足しすぎて、他の準備や情報収集はあまりしなかったのはよくなかった。パスポートのコピーすら持って行かなかったので、寄港地では本物を持ち歩くはめになった。ふらっと下船して行ったコナの海岸があまりに気持ちよさそうで、ちょっと泳いでみたかったんだけどね。パスポートを濡らすのが不安でできなかった。
船室に届く書類もろくに見ずに放っておいたので、気がついた時には締め切りの2日後で、空港へのシャトルバスに申し込めなかった。飛行機の時間も申告しなかったので、下船の順番は一番最後。
何とかなるよと最終日に下船したら、タクシー待ちの行列が全長315メートルの船と同じくらいの長さで、その最後尾となった。
その時初めて、これじゃあ飛行機に乗り遅れるのでは?と震えあがった。
そこで、大荷物をひいひい転して、どこにあるかもよくわからない駅に向かうことになった。
途中に通りがかったホテルのドアマンに道を聞いたら、本当はホテルのお客さんだけだよと言いながらタクシーを回してくれて、瀬戸際で助かったんだけど、旅はこういうことがあるから面白いんだけど、あんまりひんぱんには起こらないほうがいい。
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