ゴールデンウィークにぴったりのお得なクルーズは!?

元号が平成から令和に変わるゴールデンウィークは、生涯に1度あるかないかの10連休となった。これはクルーズに行くしかない！

でも、日本発着のクルーズはお値段が高い高い。。。そこで目をつけたのが、アメリカ西海岸のロサンジェルスからバンクーバーまでの片道クルーズ（リポジショニングクルーズ）だ。

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せっかくの10連休にどこに行く!？

バハマで見たブリス

最初はクイーン・エリザベスのゴールデンウィークの日本発着の、値下がり期待のキャンセル待ちをしていた。この前の旅程の、4月の上旬から中旬の日本発着は値段が下がったけれど、ゴールデンウィークはキャンセル待ちがほとんど出ない。ましてや値下がりなんてとっても無理そうだ。

そこで目を付けたのが、4月28日ロス発5月4日バンクーバー着の、6泊7日のノルウェージャン・ブリスだ。

ちょっと出遅れた感のあった予約だけれど、片道クルーズならいつでもけっこう空いている。航空券も、行きはデルタ帰りはカナダ・エアにすれば、日系に比べてそんなに高くなかった。ちゃんといい位置の席も取れた。

7泊が標準のクルーズが6泊とちょっと短いし、寄港地はサンフランシスコとヴィクトリアと２カ所しかない。マップを見ると寂しいけれど、下船地のバンクーバーには前の日から停泊する。短い分、ゴールデンウィークが終わる一日前に帰国できるのも嬉しい。

ヘブンで行っちゃう？？

ヘブンスイート

バルコニーのお部屋がひとり799ドルととっても安いのだけれど、私の目はその上のクラスのヘブンスイートに釘付けになった。

7泊のクルーズで軽く1万ドルを超えるヘブンスイートが、この旅程ならなんと2000ドルを切るのだ。お手頃スイートの、MSCクルーズのヨットクラブよりも安いぐらいではないか。

しかも特典や内装はヨットクラブをはるかに上回る（らしい）ヘブンスイートだ。こんなに安いの、この旅程しか出ないんじゃないの？　せっかくの令和10連休だし、思い切って天国に行こう！

どうぞご一緒にヘブンへ。

天国に来たー！

天国はここド

というわけでやってきた、ワクワクドキドキの乗船口。朝の10時半頃港に着いたけれども、荷物の預かり所はもうかなりの人だ。ノルウェージャン・ブリスは、16万8000トンで、乗客定員4000人の船だ。しかも去年できたばかりの新造船だ。早く乗りたい気持ち、わかる、わかる。

セキュリティチェックの出口で、グループ16の札を渡される。でも違うの。私たちヘブンなんですけど。。。と言うと「ああ、ヘイヴンね！」と言い直された。

そう Norwegian の特別スイートのスペルは、天国Heavenにeが足りないHavenなのだ。そのぶん発音が「ヘイヴン」てな感じに汚くなってしまう。

奥の専用待合スペースに案内され、チェックインもそこで行う。人数が集まるとグループになって、いよいよ乗船だ。案内されたのは何と貨物エレベーター。そこから17階のヘイブンフロアに直行できるのは、早くて便利だけれど。。。特別スイートの乗客のはずが、いきなり貨物気分とは。

そんなこんなを楽しむ間もなく、あっという間に客室最上階の17階に到着！　貨物エレベーターホールを出れば、そこはすぐにヘイブンスイートへの入り口だ。

カードキーをかざしてドアを開け、じゃじゃじゃジャーンと中に入る。すぐにコンシェルジュがいるカウンターがあり、その奥は気持ちの良いラウンジとバーになっている。

ヘイブンのお客様はみんな飲み放題だからか、このバーはいつも人でいっぱいだった。

入室は1時半と言われたけれど、部屋の前まで行けたので部屋係に断って、荷物をクローゼットに置かせてもらう。ついでに隣の部屋も覗く。私と夫Ｇの部屋はもちろん、一番リーズナブルな二人用だけれど、ヘブンには４人から６人泊まれる部屋も多いのだ。３人目以降は無料だったりするので、大勢で泊まれば、実はヘブンはバルコニーを２人ずつ取るよりはお得だったりする。