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2019年GW ノルウェージャン・ブリスでアメリカ西海岸片道クルーズ:ヘブンスイートで天国気分

1. GWはお得な片道クルーズで天国に行こう!2. ノルウェージャンの新造船ブリス3. 寄港地:サンフランシスコ、ヴィクトリア バンクーバー 

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いざ、新造船ノルウェージャン・ブリスへ!

今回乗ったノルウェージャン・ブリスは、2018年就航の17万トン。乗客定員は4200人。アラスカクルーズ用にデザインされ、船の前面の、広い展望ラウンジが特徴だ。

ロイヤルカリビアンの最大級の船よりは大きくないけれど、値段もそれほど高くない。ショーは負けないくらい充実しているし、有料レストランはずっと美味しかった。頑張れ二番手!と判官びいきしたくなる船だ。

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ラウンジもデッキもベッドも、何もかもおっきな船!

コートヤード

ヘブンエリアに入ってバー・ラウンジを抜けると、プールとジャグジーのある中庭(コートヤード)になっている。 ヘブンスウィートのお部屋はこれを囲むようにあったり、ヘブンエリアの外の船尾にあったり、色々だ。

私が選んだのは中庭のとなりの、17706号室。ジャグジーにもすぐ行けて便利だった。ヘブン専用のバーもレストランもすぐそこだ。

部屋

一番小さなタイプのこの部屋は、スイートと言っても1ベッドルームだ。でもバーコーナや広いバルコニーがスイートぽくて、気分が盛り上がる。

部屋2

笑ったのはベッドがでっかいこと。私の尾てい骨くらいまでの高さがあり、よじ登ることはできるけど、ちょっと腰掛けて靴下を履いたりができない。これが天国に近い天国のベッドってことかな。

ラウンジ

船の前方はオブザベーションラウンジになっている。全面ガラス貼りの広いスペースに、ゴロリと横になれるふわふわの長椅子がいくつも並んでいる。

目の前に見えてきたのは、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジだ。

デッキ

8階の右舷左舷のデッキはウォーターフロントと呼ばれ、有料レストランがずらりと並んでいる。まるで海岸沿いにレストランやバーが並ぶ、リゾートみたいだ。

ジャグジー

残念だったのは毎日どんよりと曇って肌寒かったこと。カリブ海とアラスカのクルーズの狭間の、リポジショニングだから仕方がないけれど。

アラスカクルーズだったら、ラウンジから見る氷河の浮かぶ海や、雪をかぶった山が、きれいだろうなあ。カリブ海クルーズだったら、デッキで風に吹かれながら食事をして、すごく気分がいいだろうなあ。

てなことをぼんやり考えながら、ジャグジーでブクブク泡に揉まれてた。上の写真はジャグジーに浸かりながら撮った、ヘブンの中庭です。

ブリスのショーや音楽は、高水準で楽しめた。

ハバナ

ショーや有料レストランの事前予約ができるのは、ロイヤルカリビアンと同様だ。ノルウェージャンのアプリをダウンロードすれば、レストランもショーも寄港地ツアーも、アプリから簡単に予約ができる。クルーズ初日にこれをしたのだけれど、ブラウズしている間に枠がどんどん埋まっていき、焦った。周りのみんながスマホいじってるからね。

この船では、ブロードウェイミュージカルのジャージーボーイズ、オリジナルショーのハバナ、 ドリンク付きで有料のハッピーアワーが上演されている。他にビートルズのそっくりさんショーが日を変え内容を変えて何回かあって、これが一番人気だったように思う。

ビートルズ

ビートルズショーの4人は、みんなマッシュルームカットで、声がそっくり。ポールはちゃんと、左利きでギターを弾く。

シアターで隣に座ったイギリス人の奥さんは、「私たちまさにこの世代なの!」と嬉しそうだった。ツイストアンドシャウトの時は、一番前に陣取っていた昔のお嬢さん達が立ち上がって、ノリノリでどっしりしたお尻を振り回し、なかなかの迫力だった。

他のショーでもシンガー&ダンサーの水準が高くて、とっても楽しめた。ロイヤルカリビアンでは、シンガーとダンサーは別々で、役割分担をしていた。それがブリスでは、みんな歌って踊るのだ。 厳しいオーディションをくぐり抜けてきた人達なんだろうなあ。

初めて食べたアルデンテ

foods

この船には数え切れないぐらいの有料レストランがあって、「レストランパッケージ付料金プラン」にすれば、一人16ドルのサービス料の追加で、3か所まで行くことができる。

ノルウェージャンは無料特典がたくさん付くようなことを言いながら、ちょろちょろとサービス料を乗せるのだけれども、このレストランパッケージ(3回分+16ドル)はお得だと思う。

私たちが選んだのはいつもの通り、フレンチ、イタリアン、ステーキハウス。パッケージ無しで行けば一皿いくらでかかるメニューが、3ー4皿のデザート付きのコース料理になっている。量も質もこれで十分だった。

ワイン

フレンチでは、メインで出てきたお魚が、最初はとてもしょっぱかった。ちょうど「お味はどう?」とウェイターが聞きに来たので伝えたところ、すぐに美味しく作り直してくれた。

ステーキハウスでは、私はメインに前菜のクラブケーキを選んで、ステーキは大きめのを頼んだGから少し分けてもらった。これぐらいがいろいろ食べられて丁度良かった。

感動したのはイタリアンで、なんとパスタがしこしことアルデンテだった。船の上どころかアメリカ中で、アルデンテのパスタを食べたのは初めてだ。

泡

ドリンクパッケージも、追加サービス料金一人119ドルで付いていたけれど、ボトルのワインやお水は別料金。やっぱりチョロチョロお金がかかった。

ヘブンのレストランはロケーションがよく、出てくるものも最高級に美味しかった。けれど、メニューは本日のスペシャルが日替わりになるだけで、他は全く一緒なのだ。

6泊のクルーズだからよかったけれど、2週間も1か月もクルーズしてヘブンに滞在するなら、ヘブンのレストランのディナーには飽きるだろうなあ。。。

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このサイトの作者:しの

翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて

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