トップ旅行に役立つ持ち物リスト > クルーズ旅行の荷造りのコツ

クルーズ旅行の荷造りのコツ-荷物を減らすには

昼間着るカジュアル服に、夜用のあらたまったもの。水着だってスポーツウエアだって持って行きたいし、忘れてはいけないのは薬や洗面道具。旅行を記録するデジタル機器はけっこうかさ張るし、本だって必要となると、クルーズ旅行の荷物はけっこうあれもこれもとなります。

ただ飛行機の重量制限もあるし、無制限に何でも持つことはできません。クルーズファンが集うサイトクルーズクリティックのベテランクルーザー達の荷造りのアドバイスをまとめました。

[広告]

まずプールサイド用とディナー用の靴を決める

クルーズのベテランSadieNさんのおすすめは、最初にプールサイド用とディナー用の靴を1足ずつ決めること。その靴に合う服を上下それぞれ2種類ずつ選びます。どれも他と組み合わせて着られる色やデザインであることが前提です。そうすれば4日分の服が決まって、あとは洗濯して着回せばいいとのことです。なるほど!

ちなみに、2足の靴のうち重いほうを家から船への移動の時にはけば、荷物がより軽くなりますね。

クルーズ旅行荷物の詰めかた

さらに、クルーズのベテランが教える服選びのコツ
  • ふだんあまり着ない服よりは、着慣れている服を。
  • 持っているのに着ていない服には必ず理由がある。デザインがしっくりこなかったり着にくかったりするからだ。クルーズ旅行だからこそ自分好みの着やすい服を着るべき!とのことです。

  • おしゃれ度重視よりは、快適さ重視で選ぶ。
  • せっかくのクルーズ旅行では、無理して窮屈な服を着るより、着やすく気分がよくなる服を選ぶことがおすすめ。

  • でも、プールサイドでよれよれのTシャツを着ない。
  • いくら着なれていても、大勢の人が集まってにぎやかなプールサイドでは、ちょっと気のきいた格好を。きれいでおしゃれなものを水着の上にはおったり履いたりしましょうというわけです。

  • 水着は2着あった方がいい。
  • クルーズ船のプールサイドでだらだらするのはとても気持ちがいいけれど、濡れている水着をずっと着ているのは気分がよくない。水着が2着あれば、前のが乾いたらすぐに着替えられるので快適だヨとのことです。1枚余計に持ってもそんな大した重さでもありませんしね。

  • 教会やモスクを訪れるなら敬意を払った格好で。
  • 寄港地で教会やモスクといった宗教的な場所を訪れるなら、帽子、長袖の上着、膝を見せないズボンやスカートがあった方がいいという意見も。これは日本で社寺仏閣を訪れる時と同じと思えばいいですね。

丸めて詰めるか、畳んで詰めるか、それが問題
  • 服を全部スーツケースの高さに合わせて丸めて、隅からきちんと立てて納めれば、ビックリするくらいたくさん入ります。

  • スーツケース詰め方

でもこの丸めるのが面倒くさくて、うちはいつもフラット派です。 まずは長い服を畳まずに左右に広げて納め、中心に小さな服や小物を詰め、左右に余って出ている裾を一番上にそっとかぶせるのです。

どちらの方法もしわができにくいですが、収納量なら圧倒的に丸める方法だと思います。大ヒットした「人生がときめく片づけの魔法」も高さを合わせて丸めて立てることを提唱していますよね。30日の長期旅行などするようになったら、丸めて立てるようにしたいですね!

ジャケットだって畳んで詰められる

クルーズに最適のスーツケース/旅行用かばん 」では、フォーマルウエアはガーメントバッグに入れるのがおすすめと紹介していますが、ジャケットをしわなく小さく畳んでスーツケースに入れる方法もあります。

ジャケットを裏返して畳む方法。

スーツとシャツを畳んでエアーバッグに入れる方法。

荷物の紛失や到着の遅れに備えて詰める

私はまだ1度もありませんが、到着した空港で荷物が出てこなかったり、船の部屋に荷物が届かなかったりするかもしれません。長いクルーズ旅行の間中、着たきりすずめとならないようにする備えをご紹介します。

  • 手荷物に最低限の着替えと洗面用具を入れておく。
  • 船のチェックイン時に預けた荷物は、なかなか部屋に届きません。飛行機の移動時間が長かったりすると、部屋に入ったら早くシャワーを浴びてさっぱりしたくなります。手荷物に着替えと洗面道具が入っているのはとても便利です。万が一荷物が紛失してしまっても、とりあえずの着替えは確保できるというわけです。

  • 一緒に旅行する相手の荷物と半分ずつ詰める。
  • ふたりで旅行してスーツケースをふたつ持つなら、それぞれの荷物を半分ずつ詰めましょう。そうすれば万が一スーツケースがひとつ紛失したり部屋に届かなかったりしても、荷物の半分はお互いに確保できるから、というわけです。

クルーズ旅行に持って行かなくていいもの

  • 2着目のフォーマルウエア
  • 1週間のクルーズでフォーマルナイトが2回あることが多いですが、フォーマルウエアは2着持たなくていい。アクセサリーだけ変えればいいのです。
    理由は「何千人も乗る船なら同じ人に二度と会わないことが多いし、だれも前に何を着ていたなんて覚えていないから!」。確かにそうですね。

  • 紙の本
  • 海辺でキンドル 旅行にEブック を持って行けば、だいぶ重量の節約になることはわかっているのですが……。Eブックはプールサイドやビーチで使えるの?と気になりますが、直射日光の下でも問題なく読める仕様だと宣伝しています。砂や水が入らないように、ジップロックに入れて使っている人は多いですよね。

    クルーズ船には必ず図書室がありますし、前に乗った人たちが置いて行った本がずらりと並んでいます。外国船の図書室でも日本語の本もぼちぼち並ぶようになりましたので、こちらに頼るのもいいかもしれません。

    紙の本を持って行っても、読み終わったら本を船の図書室に「寄付」して帰れば、帰りの荷物は少しは軽くなりますよね。

  • バスローブ
  • バスローブは部屋に備え付けのものがなくても、部屋係に言えば持って来てくれるそうです。いい部屋でない場合は有料のこともあるようですが、トランクに詰めて持って行くよりずっと手間が省けますよね。

その他のクルーズ旅行で役立つ持ち物リスト

    

このサイトの作者:しの

翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて

クルーズ旅行用持ち物リスト

狭い船室を効率よく使えて、旅費の節約にもなる便利グッズや、荷物の選び方と詰め方、船酔い防止法を集めました。

詳細はこちら

船や部屋の選び方

楽しくって悩ましい、船や部屋の選び方、写真やレビューの見つけ方。こだわりたいところも色々です。

詳細はこちら

船で快適に過ごすコツ

船会社が教えてくれない、船室に入ってまずすることや、意外とかかる旅行中の費用を安くあげるには…

詳細はこちら

船の事故/トラブル

出港時間に間に合わなかったら、船が故障しちゃったらどうなるの? 実際に起こった話を集めました。

詳細はこちら

今までのクルーズ旅行記

一覧はこちら