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スーツケースのポケットにいつも入れておくべきなのは?
何日も旅行をしていると、思いがけないものが足りなくなったり、壊れたりします。体調だって万全で臨んだはずが、船の空調になじめなかったり、寄港地の天気が突然変わったりします。日本でならどこでも買えるあれがあればよかったのに、と思うことは多いです。
自分の経験やクルーズのベテランのアドバイから、旅行用かばん/スーツケースのポケットに入れておくと便利なものを集めました。ポケットにいつも入れておけば、旅行の旅にわざわざ荷造りしなくてもいいし、いざという時に慌てません。
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ダクトテープ
- クルーズレビューサイトのクルーズクリティックでは「ダクトテープをクルーズに持って行く8つの理由」という特集を組んでいます。
それによるとダクトテープには、「昼寝したい時に窓の遮光カーテンをきっちり押さえる」「壊れたスーツケースの応急処置をする」「壊れたサンダルの応急処置をする」「ほつれた裾のすそ上げテープとして使う」「スーツケースの外側にイニシャルの形に貼り、目印にする」「シャワーカーテンを留める」「フォーマルナイトの前にむだ毛リムーバーとして使う」「小さな子がイタズラしないよう、ドアや引出しを留める」と、色々な使い道があるというのです。
なるほどと思い当たるのは「スーツケースの応急処置」で、船のチェックインの時に預けたスーツケースの取っ手が、壊れて部屋に届いたことがあるからです。それも2回も。船のポーターは数千個のスーツケースを短時間で各部屋に届けなくてはならないので、スーツケースが乱暴に扱われることは覚悟しておいた方がいいですね。だから修理用ダクトテープも必携というわけです。
ちなみに届いたスーツケースが壊れていないか、乗船の日に忘れずチェックしたほうがいいです。気づくのはたいてい最後の日で、レセプションに見せに行って修理代の保険請求用の証明を書いてもらうのですが、「航海の最初のころに言ってくれたら船のエンジニアが直したのに」と言われたことがあります。それなら帰りも困らずに済んだのですけれどもね。
携帯おしりウォッシュ
- 日本船はともかく外国船の部屋のトイレにウォッシュレットは付いていませんので、ハンディタイプを持って行けば快適です。キャビンのトイレは狭いので、座ったまま手を伸ばして洗面台の蛇口からお湯を入れることができます。小さい方が洗面台の下の棚にこっそり置けていいですね。
電池式のものもありますが、重いし高いです。クルーズ旅行には手動式で十分だし、手動式なら災害時にも使えます。
マスク
ああ、日本製のしっとりと潤いが保てるマスクがあれば…とあんなに恋しかったことはありません。
日本ではどこでも誰もがしているマスクですが、一部のアジアの国だけの習慣のようです。安いマスクは海外のドラッグストアではまず売っていません。イタリアで聞いたら外科手術用の高いのを出してくれました。買いませんでしたが。
マスクはクルーズ船内でノロウィルスが発生した時にも使えますよね。クルーズ船はウィルスが蔓延しやすい環境ですが、マスクをするのは消毒を担当するクルーだけで、乗客に配られたりすることはないようです。
サングラス
例えば冬の地中海では昼間でも太陽の位置が低く、直射日光がまともに顔に刺すので、まぶしくて目が痛くなりました。ヨーロッパ人が年中サングラスをしているのは、気取っているからではないんですね。
夏に暑い所に行く時にはもちろん必要ですよね。サングラスをかけると景色がうす暗く見える分、ちょっと涼しく感じるような気がします。時差ぼけで朝早く目が覚めてデッキを散歩したりジョギングしたりする時にも、朝日が目に入るのでかけた方がいいです。
予備のコンタクトレンズ及びメガネ
夫のGは飛行機で寝ている間にメガネがなくなり、ナント通路に落ちていたことがあります。誰かに踏まれていたら粉々になるところでした。だから予備のコンタクトレンズやメガネは必ずあった方がいいでしょう。船の中でも売っていないと思うので。
海外旅行用変換プラグ、マルチタップ
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外国で作られたクルーズ船の電源コンセントはだいたい海外仕様なので、変換アダプターは必携です。船室のコンセントの数はけっこう限られているので、
延長コードも持って行きたいですが、あまり大げさなのはセキュリティチェックに引っかかることがあるようです。マルチタップがあると便利です。
それでもコンセントが足りなかったら、部屋係にデスク前にある以外に電源コンセントが無いか聞いてみましょう。テレビの裏とか、ベットの下とか、意外なところに掃除機用のコンセントがあったりします。
デジタル機器を旅行にたくさん持って行くなら、船の電圧に機器の充電器が対応するか調べておいた方がいいですよね。サン・プリンセスの船室の電圧は110ボルトで、ガラケーの充電器が見事に壊れました。日本周遊クルーズだからと国内旅行と同じつもりで油断していました。
せっかく寄港地で携帯が使えるはずだったのに通じず、他の人に充電器を借りることもできず、何で今どきガラケー?とからかわれただけでした。2014年の夏の思い出です。
カメラのメモリーカードとバッテリー(+予備のカメラ)
- クルーズでは、毎分、毎秒ごとにシャッターチャンスがやってきます。デジカメのメモリーはすぐにいっぱいになり、電池はすぐに切れるので、予備のメモリーカードとバッテリーはあった方がいいです。船でも売っていますが高いので。
万が一カメラを無くしてしまった時のために、私は予備のカメラも持って行きます。カメラを無くして、それまで撮った写真をすべて失ったことがあるので、撮った写真はこまめにコンピューターに移すようにしています。
使い捨てカイロ
- 意外と冷え込む寄港地の夕方や、薄着でおしゃれしたいフォーマルナイトなど、使い捨てカイロの出番はけっこう多いです。脂肪の布団を着ている外国人が多い船に乗ると、彼らに合わせた空調設定になりますので、船の中が頭が痛くなるくらい寒いこともあります。
役に立ったのはアラスカで、真夏の東京がすごく暑かったのでつい軽装備で行き、10度台前半の気温に震え上がりました。スーツケースのポケットにいつも
旅行用スーツケースのポケットにずっと入れっぱなしになっている使い捨てカイロですが、数年もたつと固くなってきて発熱力も弱まります。使えないことはないですがいざという時に頼りないので、これからは出発前にちゃんと点検しようと思います。
気を付けなくてはいけないのは空港のセキュリティーチェックです。うっかり付けたままにしていて、アメリカの空港で止められました。別室に連れて行かれて数人に囲まれ遠巻きに棒でスキャンされて、参りました。
ホットパッドです、お腹のヒーティングのためですといくら言っても、にこりともしてもらえず…。自分ではずせと言われてはずしたものは、トレーに乗せられさらに別室に。検査でその通りとわかって無罪放免となってやっと、時間かかってごめんねーと笑ってくれました。彼女たちも仕事だから真剣になって当然ですよね。
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このサイトの作者:しの
翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて
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