>1. 夏は北欧で涼しくおいしくクルーズ >2. 個人ビザ取得でサンクト・ペテルブルグ自由行動 >3. 寄港地:ヘルシンキ、エストニア、ストックホルムで北欧テイスト堪能
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夏にクルーズするなら、北欧かアラスカでしょ
日本の夏の暑さには、もううんざりだ。
せっかくクルーズに行くなら、やっぱり涼しいところがいい。
ならば北ヨーロッパクルーズかアラスカだ。
今回は、ロシアのサンクト・ペテルブルグに寄港する、バルト海クルーズにした。
サンクト・ペテルブルグでは、個人ビザを取って街を自由に歩いてみたい。
評判の北欧グルメも楽しみたい。
そのための準備も、抜かりなく済ませた。
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コスタ・マジカでゆっくりゆったりバルト海クルーズ
長めのものが多いバルト海クルーズだけれど、今回乗ったコスタ・マジカは、ストックホルム発着の7泊8日の最短コースだ。
しかも、乗船日の夜と下船前日はストックホルムに停泊。サンクト・ペテルブルグにも1泊する、余裕のスケジュールを組んでいる。
船は10万5千トンで、2004年就航。
人気の新造船というわけではないから、お値段も手ごろだ。
ドリンクパッケージも付いてくる。
寄港地で食事を楽しむ予定だから、特別レストランがたくさんある船でなくていい。
でも景色は楽しみたいので、お部屋は船尾の角部屋のミニ・スイートにした。
乗ってから気が付いたんだけど、この船は、2006年の2回目のクルーズ、初めてのコスタとして乗った、コスタ・フォルトゥーナの姉妹船だった。
スパのジャグジーとプールが、全く同じ形だったので思い出した。
その時は、スパは無料で入り放題だったけど、今は有料。
豪華なヨーロピアン調と記憶にあるインテリアも、だいぶ古びた印象だ。
最近はピカピカの15万トン超の大型新造船ばかり乗っていたので、随分小さな船だなぁと思ったけれど、、、。
実は10万5000トンもあるという。
十数年ぶりに乗った船の経年変化を見て、私たちもそうかしらとしみじみしてしまった。
[今回のバルト海クルーズの旅程]
景色を楽しむならやっぱり、最後尾のお部屋
今回は最後尾の角部屋のミニスイートだったので、バルコニーは左舷から船尾にかけて、L字型に付いている。
ミニスイートにバスタブはないのだけれど、左舷側の景色と最後尾の景色の両方を楽しむことができた。
実はひそかにフルスイートへのアップグレードを狙っていたんだけど、満室でならず。
だから仕方なく、スパパッケージとスイート専用のクラブレストランに行けるパスを、船上で追加購入した。
なので、最初からスイートにするのと同じぐらいの値段がかかってしまった。
でも、ミニスイートのお部屋のままで正解だったと思う。
ミニスイートとフルスイートはお部屋の広さはあまり変わらない。
フルスイートは船の真ん中にあるので、左舷か右舷かどちらかの景色しか見えない。
ストックホルムの沖合の、小さな島々が点在する海域を船がゆっくり進む時は、最後尾のバルコニーから、風にあおられずに景色を楽しむことができた。
風の強さの違いは、一歩左舷側に出てみると、すぐわかる。
その途端に強風が全身をビューと襲うからだ。
長い時間バルコニーに居ることなんて、できない。
最後尾のバルコニーからは、出港後、だんだん遠ざかっていく北欧の街並みを、いつまでも眺めることができた。
夏の北欧は陽が暮れるのが遅くて、夕暮れが長い時間続く。
まるで赤道直下のような暑さの東京を逃れて、緯度が高いところに来たんだなあ。。。と嬉しくしみじみできた。
(ところで、現地在住の人によれば、赤道直下の国の方が、真夏の東京より涼しいそうです。)
広いバルコニーからは、こんな風景もよく見えた。
バルコニーの部屋から誰かが海鳥に餌をあげているのだ。
鳥が恐ろしいくらいに、たくさん集まっている。
パンじゃなかなか寄ってこないけど、ハムとかチーズへの食いつきはすごいです。
レストランを有料アップグレード
[最上階、ビュッフェの上にあるクラブレストラン]
ミニスイートの食事処はメインダイニングだ。
コスタは昔ながらの2回制で、6時か9時。
時差ボケの身に9時は遅すぎる気がしたので一回目にしていたんだけど、これは失敗だった。
あえて選んだ相席テーブルはお子様が多かったのだ。
選択肢は三つ。
・このままにする。
・メインダイニングで2回目に変えてもらう。
・別のレストランに行く。
自称グルメ親父Gたっての希望で、別のレストランに行くことになった。
スイートのお客様なら無料、それ以外の一般の部屋の人が使うなら追加料金が必要なクラブレストランだ。
二日目の朝からの全ての食事の権利が、一人113ユーロ(サービス料別)と言われて即決。
朝ごはん分は要らないとか、昼ご飯は寄港地で食べるから不要とか、私なら色々交渉したけれど、Gはそれもせず即決。
めんどくさがりおじさんの脇腹をつついて、話を長引かせるのも面倒くさかったので私も妥協。
その代わり行くたびにすぐに出てくる熱々のお料理と、好みをすぐ覚えてくれる至れり尽くせりのサービスを楽しむことができた。
まあよかったことにしよう。
朝ごはんもゆったり食べられた。
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翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて
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