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とってもよかった冬のアラビア湾
2019年の年末年始に行ったのは、ドバイ発着のアラビア湾クルーズ。
アラビア湾は11月から3月までがシーズンで、数社数隻がアブダビやドバイ発着の7泊から2週間程度のクルーズをしている。
このエリアはテロがあったり爆撃があったり、なんだか物騒なニュースが多い気がしていたけれど、 私が訪れたドバイや各寄港地は、いたってのんびりした雰囲気だった。
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年末年始に行くのにぴったり。冬のアラビア湾
[静かできれい。シルバニヤス島のプライベートビーチ]
アラビアといえば酷暑の砂漠というイメージがあるけれど、冬は違う。
昼間の日なたでも25度前後で、泳ぐにはちょっと寒いぐらい。
夜は20度を切る時もあるそうで、単(ひとえ)の着物や浴衣でちょうど良かった。
時差だってたったの5時間だ。
時差ボケで朝早く目が覚めたのも、最初の一日だけだった。
ヨーロッパやカリブ海に比べたら、体が慣れるのが早い。
そういう意味でも、アラビア湾クルーズはなかなかおすすめだ。
エミレーツのドバイ直行便は、行きも帰りも深夜便で取った。
金曜夜に出て、土曜の夜に帰るスケジュールだ。
クルーズは下船日前日からドバイに1泊する旅程なので、最後の夜にディナーを食べてからのチェックアウトもできる。
クルーズが半日短くなっちゃったけど、おかげで正月休みが終わる1日前に戻ることができた。
へとへとサラリーマンのおじさんGも、ちょっとは楽だったと思う。
休みと体力を削ってギリギリのクルーズをするのも、年齢とともにだんだんかわいそうになってきたからね。
[今回のバルト海クルーズの旅程]
エミレーツとっても便利 チェックイン、アウト時間も飛行機に対応
[航空券は出発の10カ月前にExtra legroom seatsを確保]
出発の1か月くらい前に発行されたクルーズの乗船券には、乗船日のチェックイン時間は夜6時半なんて書いてあって驚いたけど、ちゃんと午前中から船に入れた。
早朝着の便でドバイの空港に到着したので、入国審査に並んだり両替に時間をかけたりしても、朝の10時前には港に着いてしまった。
早すぎるかと思ったら、クルーズターミナルにはもう乗船するお客さんたちの行列ができているではないか。
ならば、なんで乗船時間は夜6時半なんて書くのかしら。
その理由不明にアバウトなところが、MSCらしいといえばらしいんだけど。
乗船券に書かれた夜の時間通りにチェックインする人もいるからか、乗船日の避難訓練は夜の11時だった。
ものすごい音のサイレンで起こされて、集合場所のシアターに延々階段を下りる。
私たちにとって、この時間は明け方の4時なのよー。
避難訓練の間はずっと、ぐうぐう寝ていたのは言うまでもない。
チェックアウトはさらに便利で、なんと下船日前日のお昼から、エミレーツのカウンターがクルーズターミナルにオープンするという。
そこで飛行機のチェックインを済ませて大きな荷物を預けちゃえば、あとは空港に行くだけ。
私たちは朝3時前の便だったので、夜11時ごろ船を出て、クルーズターミナルでチェックイン。
タクシーで空港まで行った。
ドバイの空港は広くて24時間営業。
ショッピングもいろいろできそうだったけど、もう眠くて動き回る元気もなく。
満員で合席のプライオリティパスのラウンジで過ごした。
エミレーツのラウンジは、正規のビジネス客じゃないと使えないんだって。
さーていよいよ乗船だっ!
[乗船港に並ぶ、MSCベリッシマ17万トン(手前)とコスタ・ディアデマ13.2万トン]
冬場にアラビア湾クルーズをする船は各社数隻あるけれど、今回は迷うことなく MSCベリッシマにした。
ほんの9ヶ月前の、2019年の3月に就航したばかりの、ピカピカの大型新造船だ。
2020年春の日本発着のクルーズをする前に、乗れるというのもいい。(注:日本発着クルーズは2020年春のコロナショックで催行中止になりました。)
もちろんこの船には、ヨットクラブがある。
以前MSCディヴィーナとスプレンディダで乗って、MSCなら絶対ヨットクラブと思わせてくれた、お得なクラブスイートだ。
ヨットクラブが真似した(と思われる)、ノルウェージャンのヘブンスウィートにも乗ったけれど、MSCの方がお値段はずっとお得だし、サービスや施設に違いはそうないと思った。
空港からクルーズターミナルに着くと、朝10時頃なのにもう船に入るお客さんの長蛇の列ができていた。
でも、ヨットクラブは違う。
囲われた一角に飲み物やカナッペのカウンターがあり、そこで腰掛けて、専用カウンターでチェックインができるのだ。
そして数組まとまったら、優先レーンで船の中へ。
私たちはスペインから来たご夫婦と一緒だった。
こういう時にちょっと挨拶をしておくと、後で顔見知り気分で話ができたりして、楽しいです。
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