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セレブリティ・ソルスティスで片道クルーズ「フォーマルナイトと船のお食事」
セレブリティ・クルーズのフォーマルナイトは2015年の秋から「イブニングシック」というちょっとゆるいものに変わった。男性の上着や女性のイブニングドレスは強制ではなく、着たければ着てもいいものになった。
さらに「デザイナージーンズ」もOKになり、デザイナージーンズが何かの説明はない。いったいセレブリティのフォーマルナイトはどうなっちゃうんだろう…?と恐る恐るだっんだけどね。
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セレブリティのイブニングシックはふつうのフォーマルだった
[左の着物3600円、右の着物3000円なりー]
フォーマルナイトに着るんだと訪問着を3枚もオークションで落としていたので、セレブリティ・クルーズのフォーマルナイトがドレスコードがゆるい「イブニングシック」に変わったと知った時にはショックだった。
でもお客さんたちは普通にイブニングシックのことを「フォーマルナイト」と言っていたし、タキシードの人もロングドレスの人もいた。
逆にドレスコードの説明でOKとされていたジーンズの人はいなかったし、昼間はTシャツに短パンでも、夜もそのまんまなんていう人もいなかった。
おしゃれしている人を見るのは楽しいし、おしゃれして褒められれば嬉しい。イブニングシックもフォーマルナイトも、そういう気分を楽しむものだと思う。
レストランBluのマネージャーのアンドレアは、着物姿の私に「それいくら?」ってストレートに聞くので笑った。3000円と言ったら目を丸くしていたよ。
左はそのアンドレアちゃんと撮った記念写真。着物は私にしては破格の2万円の金糸の刺繍付き。池田さんのマネキンからはがして買ったお気に入りだ。美人のアンドレアの隣でGは最高の笑顔。
右の写真はイブニングシックの他のお客さんの装い。私の印象に残っているのは、ふたりで白いタキシードを着ていたゲイのカップルだ。ダンスが好きでダンスホールでふたりでよく踊っていた。私の訪問着ももちろん皆さんに褒めてもらったよ。「一体あなたは何枚キモノを持ってきたの?」ってね。正解は4枚でーす。
アクアクラスのBluとスペシャリティ・レストラン
セレブリティ・クルーズに乗るのは3回目だけど、今回も前回もアクアクラスにしたので、実はメインダイニングのことはあまりよく知らない。アクアクラスでもメインダイニングに行けるとは思うんだけど、豪華な吹き抜けのメインダイニングで一度くらいディナーしたいと思っていたんだけど、メニューを毎回見比べて、やっぱりアクアクラスのレストランBluに行ってしまった。
メインダイニングとアクアクラスのメニューは、食材はほぼ一緒に見えた。でも味付けとかソースとか、仕上げがちょっと違ってBluの方が好みだったのだ。
船内イベントのレストランツアーで知ったんだけど、船のシェフはほとんどインド系だった。だからか出てくる食事も西洋料理なんだけど、微妙にエスニックなハーブやスパイスが効いている。そしてそれが斬新で絶妙においしいと感じられた。
私は唐辛子が苦手なのでピリピリ辛いのは遠慮したけれど、Gによればランチでもビュッフェの日替わりカレーがすごくおいしくて、毎日楽しみだったそうだ。
2000年代の初めにアメリカに住んでいた頃は和食ブームで、行くレストランがほとんどすべて「ゆず風味」なのに閉口したんだけどね。今はインド風エスニックがブームなのかなあ。
というわけでディナーはBluで満足してしまい、メインダイニングも有料のスペシャルレストランも行かなかった。最後のランチを10ドルのチャージが必要なビストロ・オン・ファイブで食べたくらい。
スペシャルレストランの評判は、ジャグジーに浸かりながらたくさん聞いたけど、「とってもおいしかった」「お腹がはちきれそうにいっぱいになった」とみんな言ってたよ。
付いたらぜったい嬉しいドリンクパッケージ
今回のクルーズは特典がふたつ付くプロモーション期間中に予約したので、クラシックドリンクパッケージが付いていた。これがとっても楽しめてよかった。
フリードリンクはMSCクルーズのヨットクラブでも体験済みだけど、ヨットクラブではワインは赤白ロゼスパークリングが各1種類ずつだったので、けっこう飽きちゃって結局ワインをボトルで頼んだりして。
でもセレブリティでは赤も白もたいてい3種類あって、日によってその銘柄が変わったので気分も変わる。味もうちで飲むお値打ちワインと同じ程度だったので、こんなもんかなと思えるし。
それに船内いたる所にあるバーやカフェで好きに飲み物が注文できて、それが無料っていうのがよかった。いつもバーやカフェにはわんさか人がたかっていて、知り合い同士もその時初めて会った人も、みんなでワイワイ楽しんでいた。
船内を歩く人も4人に3人くらいはグラス片手で、そのままエレベーターに乗って来て、目が合うとにっこり。シアターにもスパークリングワイン片手に入れて、飲みながら楽しめる。シアター内にもウェイターが居て、頼めば席まで飲み物を持ってきてくれる。
飲み放題組はみんなとっても嬉しそうで、そういうのを見ているだけでこっちも楽しくなった。ただしバーやカフェのスタッフは、次から次へと入る注文で、気の毒になるくらい忙しそうだったけどね。
ものすごい消費量だったろうなあ。飲み放題バンザイ!
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