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セレブリティ・ソルスティスで片道クルーズ「連日5日の終日航海」
5日間のハワイクルーズを終え、10泊11日の航海のちょうど真ん中の6日目から連続5日の終日航海が始まった。この5日間でハワイとバンクーバーの時差を埋めるので、実際は5日間マイナス3時間だ。
この5日間でできなかったこと、やり残したことはたくさんある。それでもとっても楽しめた。つぎはぜひ逆方向を行くクルーズに乗ってみたいなあ。
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終日航海連続5日の一番の楽しみそれは…
この航海は5日間のハワイ周遊の後、ハワイ島のヒロを発って太平洋を東に進み、バンクーバーで下船する。ハワイとバンクーバーの時差が3時間あるので、終日航海の5日間のうち3日は1時間ずつ時間が早送りされた。せっかくの休暇なのに、1日が短くなるのはあまり嬉しくなかった。
常夏のハワイから東京よりちょっと寒いくらいのバンクーバーに行ったので、終日航海が進むにつれて寒くなった。ハワイに居る間はバルコニーのドアは全開、朝食はルームサービスでバルコニーで楽しめたけどね。終日航海日はバルコニーは強風が吹いて、そこで朝食をゆっくり楽しむわけにはいかない。もちろん洗濯物をバルコニーに干しておくことはできない。
バンクーバーに向かってちょっとずつ北上したので、夕暮れがどんどん遅くなった。最後の日の日没は8時過ぎで、下船日の前日の残り惜しいディナーを、海に沈む夕日を見ながらゆっくり楽しめた。
終日航海日が続くと、がんばって早起きしなくていいや、と思えてくる。どうせ日本に戻ったら、時差ボケでうんと早起きになってしまうのだから、時差調整のためにも寝坊しておいたほうがいいのだ。
寝坊してもいいなんて、休暇だからこそできるのだ。いつもの週末だと朝から洗濯したりジムのクラスがあったり、ちょっと遅めには起きるけど、無制限の寝坊なんてそんなにできない。だからこれはとっても気持ちよかった。
オープンデッキからインドアスペースへ、混雑は大移動
終日航海日は屋上のデッキは日中から風が強いし、航海が進むにつれて寒さが増していく。プールサイドのデッキチェアに寝そべる人は日を追うごとに少なくなった。がらーんとしたプールサイドで、毛布で全身をグルグル巻きにして本を読んでいる人はたまにいたけどね。頑張ってるねと拍手してあげたくなったよ。
その代りインドアプールのあるソラリウムを囲むデッキチェアや、最上階のラウンジの周りの卵型のソファはいつもぎっしり満員だった。インドアプールで泳ぎたくても、タオルや脱いだサンダルの置き場所が見つけられなくて困っちゃうくらい。
でもそんな時は必ず誰かが、ここが空いているよ、とか、もう私たちは行くからこの椅子を使っていいよ、なんて言ってくれる。そんなアットホームな雰囲気が終日航海の間に出てきて心地よかった。
終日航海日の穴場は船尾のオープンカフェ
そんな中、ビュッフェの一番後ろにあるオープンデッキはいつも空いていて、朝食もランチもゆっくり食べられた。船の中央にあるプールサイドと違って、船尾のオープンカフェは風が遮られて意外と寒くないのだ。
このことをみんな知らないのか、ここは穴場だった。船の後ろに広がる海にずっと続く航跡を見ながら、一杯やるのもなかなかよかったよ。
ただし寒くないと言っても暑くもないので、パーカーなどの重ね着は必要だ。アラスカクルーズにはちょっと薄かったユニクロのペラペラのダウンは重宝した。これを着てれば冷たいビールも飲めたからね。
モブダンス教室やウクレレクラスに出たかったなあ
終日航海が始まったとたんに船内で色々なクラスが始まったらしい。らしいというのは、最初はまったく気に留めずにいて、ひとつも参加できなかったからだ。
モブダンス教室では、みんなでスリラーを練習して、下船前日にグランドフォイヤーで披露していた。
「最初はみんなでバスローブ着て踊るの。途中で一斉に脱いでカッコいいから来てね」なんて、航海で知り合ったボストンのジュリー夫妻に言われて、そんな楽しいクラスがあったんだと知った。写真は発表会で、バスローブを一斉に脱いだ瞬間だ。
ウクレレクラスが毎日何回もあることは船内新聞で知っていたんだけど、やっと都合がついて行ったら「今日が最後のレッスンで明日が発表会なのよ」と言われた。
レッスンを少し見学したけれど、弾く曲の歌詞の意味や発音、曲の背景やハワイの歴史まで教えてくれる本格的な教養クラスだった。最初から何回か出ていたら、仲間もできたし先生とも仲良くなれたろうし、とっても楽しかったと思う。
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