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セレブリティ・ソルスティスで片道クルーズ「出港地ホノルル」
ホノルルは空港から港までとっても近いし、日本を発つ便はたいてい午前中に空港に着く。タクシーでそのまま港に行ってすぐ船に乗ることができる。タクシー代は荷物代やチップを入れて35ドルくらいだった。
今回は前のクルーズを終えて帰るお客さんが下船して、まだまだ長い列を作っているうちに、港に着いてしまった。
大きな荷物は預かってもらい、道路を渡った所にあるフードコートに行って時間をつぶす。ちょっとタクシーに乗れば有名ショッピングセンターもすぐだけど、乗船日は1分だって早く船に乗りたい。船からすぐのところでじっとしていた。
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カーネルサンダースがいっぱい!の船内
船に乗っても1時半くらいまでは部屋に入れないので、船内を楽しく迷いながらビュッフェに向かう。
ここ2-3年日本周遊クルーズをしていたので、今回は久しぶりの外国発着の海外クルーズだ。船内のお客さんがみんなカーネルサンダースみたいに大きくてデブで、ユニフォームのようにTシャツ短パン姿なのにちょっとひるむ。
この人たちクルーズ中ずうっとこういう格好なのかな? 久々の海外クルーズのために、張り切って着物を4枚も持ってきたのに。私はTシャツ短パンのカーネルサンダース軍団の中で思い切り浮くんじゃないかしら。
でもその心配は杞憂で、カーネルサンダースたちも夜はシックに変身。男性は襟付きのシャツ、女性は背中や肩を出したドレスでおしゃれしていた。
いいなあ、シドニー-ハワイ-バンクーバーの28日間の連続乗船
乗客の国籍の内訳は発表されなかったけれども、この船にはその前のシドニー発ホノルル着の18日間のクルーズから連続乗船しているオーストラリア人がけっこういた。
他にカナダ人、アメリカ人、ドイツ人などなど。アナウンスは英語とドイツ語の2か国語だった。
アジアの顔立ちの人もけっこういたけれども、家族同士でも英語で話していた。国籍はアメリカかカナダだったようだ。日本人だと日本語で話しかけてくれた人は、アトランタでヘアデザイナーをしているというノリコさんだけだった。日系4世で日本語は全然しゃべれないという人にも会った。
部屋は右舷にこだわって取った1548号室
最初の予約の時にはバルコニーの下のほうしか部屋がなく、3か月ほど待ってもいい位置はなかなか出ない。 その中で唯一前方のエレベーター前の右舷が出たので、すぐに取り直した。
今回のクルーズの後半は東に向かう片道なので、バルコニーが南向きのほうが朝日や夕日が見えていいかなと思ったのだ。
実際は朝日が出るころにはまだぐうぐう寝ているし、東向きに進路をとりつつ北上したので、夕日は左舷側にあったレストランのBluで楽しむことが多かったんだけどね。
[ベッドの上とか、テレビ台の横にちょっとだけあった意外な収納]
セレブリティの部屋は小さめな印象だけど、今回は初めてベッドがバルコニー側にある作りで、目覚めが気持ちよかった。
ベッドやテーブルの角が丸くなっていて狭くても動きやすいし、意外なところにけっこうな収納があって、狭いながらも部屋の使い勝手はなかなかよかった。
気になる、ならない? 窓の外に梯子の見える部屋
部屋をここにしようかな、と思ったら念のため船名+部屋番号で検索したほうがいい。その部屋に泊まった誰かがその部屋についてポストしていることが多いから。
このセレブリティ・ソルスティスも、泊まった部屋の隣の隣は、窓の外に梯子がぶら下がる部屋だった。しかもアクアクラスの上位カテゴリーのA1で、料金はちょっとお高めだ。だからかこの部屋と隣の部屋は、いつまでも空いていた。船会社のウエブサイトには何の表示もないんだけどね。
ちなみにその部屋のバルコニーから見ると、梯子はこんな感じだそうです。傍から見るより気にならないよ、と泊まった人は言ってます。(部屋番号は1552、1554、1557、1559)
そして10泊11日のクルーズが始まる
船に乗ったらすぐ、前方のエレベーターホールに生えている大きな木に挨拶に行った。セレブリティのこのクラスの船は、真ん中が日が差し込む吹き抜けになっていて、そこに本物の木が生えているのだ。
シースルーのエレベーターで上がると、その木と周りにある図書室やカードルームでくつろぐ人たちが順番に見えて、まるで気持ちのいい映画を見ているような気分になってくる。このスペースをデザインした人はすごいと思う。
その木の下の5階のグランドフォイヤーでは、いつでも音楽が流れて誰かが踊っていた。卵落としのイベントやクッキングショーもあった。
舞台としてはとってもすてきなんだけど、人垣ができるととたんに見づらくなる。気になるイベントやショーがあるときは、早めに行っていい場所を確保するほうがいい。
初日のディナーで隣になった人たちが、「5日も終日航海が続くクルーズなんて初めてだから、楽しめるのか退屈しちゃうのか、興味津々なのよ」と言っていた。
まったくその通りと同感したんだけど、終わってみれば5日間の終日航海はあっという間で、毎日飽きることなく見た夕日や海や、一日に何回も通ったバーとレストランに行くホールが、今はとても恋しい。
初日に隣になった人たちは、終日航海が続くクルーズが楽しめるとわかったら、もっと長いクルーズや世界一周クルーズにも挑戦してみたいと言っていた。今ごろどんな結論を出しているんだろうか。
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