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持田直武 国際ニュース分析
オピニオン一覧

地球温暖化が突きつける課題
【オリジナル記事 2008年1月27日掲載】
人類の文明は石を削って石器を作ることから始まった。それはまた、自然を破壊する作業の開始でもあった。壮大な文明の背後で、自然破壊が続いた。このまま破壊を続け、人類は生き残れるのか。温暖化はその疑問を突きつけている。(記事全文⇒)

北朝鮮の核危機(22) 北朝鮮は変わったか
【オリジナル記事 2004年5月31日掲載】
・国交正常化の前になすべきこと
拉致事件は北朝鮮が国家として犯した犯罪である。その被害者の救出にあたって、小泉首相が北朝鮮に援助をするのは筋が通らない。北朝鮮側が償いをするべきなのに、逆に日本側が贈り物をし、制裁をしないと約束した。首相は、この訪朝を転機にして、国交正常化交渉を進める考えのようだが、その前に、この金正日体制が正常化の相手として相応しいかどうか、よく見ることが必要だ。(記事全文⇒)

拉致事件は何故防げなかったのか
【オリジナル記事 2002年11月6日掲載】
 拉致事件被害者の話は日本の安全保障の欠陥をえぐりだしている。 沿岸に北朝鮮の工作船が接近、住民を拉致した。それが何回となく 続いたのに、誰も何の対策も講じなかった。政府、警察、政党、い ずれも動かず、マスメディアも報道しなかった。国民を守るという 意識がなかったのだ。もし、沿岸警備を強化し、工作員の活動を警 戒し、国民に情報が伝わっていれば、事件は防げたのではないかと 思わずにはいられない。(記事全文⇒)

日朝国交正常化の条件
【オリジナル記事 2002年9月24日掲載】
 小泉首相の訪朝は、悲憤と成果という二つの結果を生んだ。拉致被害者の悲しい運命は国民の感情をとめどなく揺さぶる。一方、ピョンヤン宣言はたしかに成果と言える面もある。政府は予定通り10月に国交正常化交渉を再開して、成果の面をさらに追及したい構えだ。しかし、そのシナリオの成り行きは、今や国民の世論という不確定要因に握られていると言ってもよいだろう。グローバリゼーション時代、外国との交流は国民が主流であることを考えれば、それも当然のことだと思う。(記事全文⇒)


国家が何をしてくれるのか
【「外交フォーラム」2002年10月号巻頭随筆】
「国家があなたに何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが国家のために何ができるかを問うて欲しい」。有名なケネディ大統領の就任演説の一節だ。 何時からか、この言葉と日本人拉致事件が私の頭の中で重なってきた。拉致された人たちに対し「国家が何をしてくれるのか」と思うからだ。拉致された日本人にとって、日本という国はどんな存在だろうか。国家が救出してくれると思うだろうか。(記事全文⇒)




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