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毎年恒例夏の女子会クルーズ
ダイヤモンド・プリンセスで恒例の真夏の女子旅クルーズに行ってきた。恒例といっても毎年行くのは私だけで、メンバーは毎回違う。
旅程は横浜発着で本州を反時計回りに一周し、青森のねぶた祭り、秋田の竿燈まつりの日に寄港する。お祭りや花火の見物も楽しみなクルーズとなった。
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永遠のプリンセスを目指すなら
今年のクルーズメイトは年代も幅広く、最高齢は83歳。華族の女学校を出たおばあ様に、言葉使いや立ち居振る舞いなど厳しく躾けられたわというヒロコ小母だ。なんせキュウリを「おきゅうり」と言い、お食事前に髪をホットカーラーで巻く。
すっぴんで部屋から出るなんてとんでもなく、朝のラジオ体操やビュッフェで「眉毛はきちんと描かなきゃ」と言われた人、多数。 みんなで写真を撮る前には必ず口紅を引く。
最初は冗談半分でそれに従っていた私も、だんだん気分がゆったりと優雅になって、そうするのが当然と思えるようになった。このクルーズでは少し(ほんの少し)、オンナ度が上がったかもしれない。もう元に戻ったけれど。
ダイヤモンド・プリンセスの経年変化
女性ばかりでの夏のクルーズ旅行は今回が4年目で、ダイヤモンド・プリンセスに乗るのは3回目だ。パブリックスペースにウォシュレットがあるのが嬉しかったけれど、年々故障が多くなり、今年はほんの2箇所しか動くのを見つけられなかった。
自動水流で泳ぐのが楽しみだったロータススパのプールも、去年も今年も自動水流装置は動かなかった。去年のアンケートに直してねと切々と書いたのになあ。
駆け込みの申し込みでよかったのは
今年のクルーズはセールを待ってぎりぎりに申し込んだので、3-4人ひと部屋の広めの部屋が取れず、2人ずつになった。部屋を並びで取ることもできなくて、右舷と左舷に分かれてしまった。
でも、かえってこれが好都合だったのだ。秋田港の出港時の花火は右舷側の部屋から、青森のねぶた祭りの花火は左舷側から見ることができた。長崎港では、出港のセレモニーは右舷側で見て、沖に浮かぶ軍艦島は左舷側から見た。
連絡し合いながら右舷と左舷を行ったり来たり。狭い部屋にみんな集まって、持ち込んだお菓子を食べたり、ビールを飲んだり。時にはパックをしたり髪を巻いたりしながら。
台風を呼ぶ女は誰なの……?
私が夏に日本発着のクルーズに乗ると、必ず台風がやって来る。今回も観測史上3番目の迷走度という台風と、いつ正面衝突するかハラハラしながらのクルーズとなった。
多少揺れた方が私はぐっすり眠れる。少し開けた窓から入ってくる波の音と揺れがとても心地よいのだ。
ゴールデンウィークにアテネからローマの地中海クルーズをした時は、時差ぼけなのにあまり揺れないので眠れず、睡眠不足になってしまった。
そういう意味でも日本発着の日本近海クルーズは、休暇の時ぐらいぐっすり眠りたい日本人向けなのかもしれない。
何はともあれ気分はプリンセス
今年は私以外はクルーズが初めての人ばかりだったので、 みんなの満足度はなかなか高かった。広い船の中は見るものすべて新鮮で面白く、部屋は清潔だしくつろげる。
朝7時からのラジオ体操に合わせて最上階のプールデッキに集合し、みんなで朝ごはん。 その後卓球コーナーに行って、 キャーキャー大騒ぎのダブルス合戦で汗だくになる。各自ジムやジャグジーでさっぱりした後は、寄港地に出かけたり、再集合してランチをしたり。
日が暮れ始めたら気合を入れておしゃれして、 さあショーよ、ディナーよと心が浮き立つ。食事は日本人好みの小ポーションで、冷奴やタコの酢の物や納豆といったサイドディッシュも付けられる。陽気なフィリピン人のウエイター達のサービスは楽しいし、デザートは何皿でも選び放題。
これでプリンセス気分になれない人は、きっと本物のプリンセスなのでしょう。
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翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて
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