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おじさんGの感想
夢のように楽しかった年末年始クルーズから戻って半年以上。毎週のようにやいのやいのと言われ、やっと G のクルーズの感想が書き上がった。
年末年始の貴重な休暇をフルに使い、はるばるカリブ海くんだりまで。 いくら奥さんに付いて行っただけとはいえ、へとへとサラリーマンにしては、大変よく頑張りました。
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世界一大きな船シンフォニーは期待していた通りの楽しい船だった
[おじさんG]イラスト:G
一番よかったのはシアターのミュージカル。この巨大な船はブロードウェイのヒット作を再現してくれる。そんな船は初めてだ。しかも演目が"Hair Spray"! この作品はニューヨークのシアターで初演を見たし、ラジオシティホールでトニー賞グランプリを取るところも見た。とても思い入れのある作品なのだ。素晴らしかった。おおぜいの才能が集まってしっかり練習を積んで90分間全力でパフォーマンスしてくれた。Hair Sprayと言えば主人公と母親役(映画ではトラボルタがやった)だが、2人とも役にぴったりの俳優が演じていた。
ミュージカル2本目の"Flight"は"Hair Spray"の俳優さんたちが役を変えて再登場。2050年火星に出発するシーンから始まり、時代を遡りながら「飛行」にちなんだエピソードが続いて、ラストシーンは1903年のライト兄弟の世界初有人動力飛行。こちらもストーリー、歌、踊りとも大いに楽しめた。
この船のシアターは音楽も本格的で、ラッパ5本、ビアノ、ギター、ベース、ドラムの9人編成のビッグバンドが生で演奏してくれるのだ。
それにしてもクルーズでここまでやるのか?さすがは世界最大の巨大船。降参しました。
ロイヤルカリビアンのオアシスクラスでは全て本格ミュージカルが見られるそうだ。ハーモニーはグリース、アリュールはマンマミーア、オアシスはキャッツ。ノルウェイジャンの巨大船ブリスではジャージー・ボーイズをやっている。
クルーズディレクターのAbe(発音はエイブ)は最高だった。昼も夜も船じゅうで彼の姿を見たが、いつもサービス精神旺盛で歩くエンターテイナーという感じだった。
クルーズTVショーで大きなマグカップがトレードマークになっていたのだが、そのマグカップを売店で売っているというので買っちゃった。今でも自宅で週末の午後のコーヒー用に愛用している。
真っ白のマグカップに"The Late Night Early Morning Show with Abe Hughes"と書いてある。だいぶ剥げてきた。
よかったなあシンフォニー。僕は小型船よりもこういう超大型船がいいなあ。エンタテインメントも食事も多彩でどれもレベルが高い。クルーたちもサービス精神旺盛で一所懸命だったと思う。
ある夜エレベータに乗ったらピアニストがエレベータにピアノを持ち込んで演奏していたのにはびっくり。お客さん全員大喜び。ゲストを楽しませるためにいつも知恵を絞っているんだろうね。(by G)
しのの後書き:下船日の朝、名残を惜しむG
クルーズ大好き!な私(しの) の一番の心配事は、夫のG(へろへろサラリーマン)もこのクルーズを楽しめるのかということだった。 私があれもこれもと楽しみたいのに、「嫌だ」とか「疲れた」とか言われて、むっつりされたら台無しだ。
それが最終日の朝。一番で下船をすることにして部屋に朝食は確保していたのだけれど、 「やっぱり ウィンジャマー(最上階のビュッフェ)に行ってみようか」とGが言う。
エレベーターで上がると、まずはデッキに出て、戻ってきたマイアミの港の風景を名残惜しそうに見ている。しばらくしたら「反対側も見る」と言って場所を移動し、船の中や外を眺めてしみじみしている。
「この船のクルーズが気に入ったんだな。よかった、よかった」私は嬉しかった。
こんな大きな船なのに、クルーズをたった一週間しかしないとは、本当に短い。せっかくフロリダまで来たのに、時差ぼけが取れる頃にもう帰国だ。
次にカリブ海クルーズに来る時には、船を変えて2周しようよ。(この世界一の大きさの船は、2023年にもう一隻できる予定だ。)ついでに4、5泊で行けるキューバクルーズも付けよう!
私の夢はどんどん膨らむのであった。( それを聞いたGの目は虚ろだった)
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このサイトの作者:しの
翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて
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