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トップ今までのクルーズ旅行記日本船初体験!横浜から2泊3日のクルーズに船上写真講座開催「るるぶクルーズ」制作秘話

日本船の取材に同行~!

8年越しの企画だという「るるぶクルーズ」の編集をお手伝いすることになった。写真撮影のために乗る日本船のクルーズに、私も同行するのだ。

今まで乗ったのはぜんぶ外国船で、日本船は初めてだ。撮影で使う小物の調達とパッキングをしながらも、ドキドキわくわく。船に乗る前の気分はいつもと同じだ。心が弾む。

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横浜大さん橋から2泊3日のクルーズに出港!

12月の横浜はものすごくいいお天気だった。地下鉄の日本大通り駅の出口からもう、船の赤の横じまのフェンネル(煙突)が見えた。

この船は前の年の夏に13万トンの外国船に乗った日にも隣にいたけれど、5万トンの船体がとても小さく見えて、「え、フェリー?」なんて思ったものだった。でも今日は圧倒的に大きく見える。だってこれから私も乗るのだもの!

老舗ホテルの旧館のような雰囲気
  • メインロビー
  • プールデッキ

800人乗りのその船は、1990年生まれ。私が今まで乗った中で一番のおばあちゃんだ。でも外観はピカピカにきれいで、内装もよく手入れされている。

大きくて新しい外国船に足を踏み入れた時のような、「うわー」と高揚するお祭り気分は無かったけれど、老舗ホテルのみなさんに「いらっしゃいませ」と迎えられるような落ち着いた雰囲気だった。

常連のお客さんはクルーとすれ違うたびに「お帰りなさい」と挨拶されていた。そんな常連さんが多くてすごいなあとは思ったけれど、言われないから肩身が狭いとも感じなかった。

日本船ならではの設備と備品はやっぱり
  • 湯沸かしポット
  • お風呂

私が泊まったのは普通のバルコニールームだったけれど、ちゃんとシャワートイレとバスタブが付いていた。感心したのは部屋に3リットルのお湯が沸かせる大容量ポットがあったことだ。

ヨーロッパやアメリカをクルーズする外国船のキャビンには、湯沸かしポットなんて無い。アジア発着路線には最近はあるけれど、こんなにドカンと大きくない。

古い船なのにお風呂の蛇口から出るお湯の勢いがとてもよくて、日本人の好みのツボを押さえた船の整備をしていると思った。朝6時から深夜1時まで入れる大浴場は立派だった。

このお風呂につかりながら世界一周クルーズに行き、世界の海や岸辺をお風呂から眺められるのだ。南極さえもこの大浴場の窓から見られるなんて、なんとゼイタクなんだろうか。

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このサイトの作者:しの

翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて

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