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GWチャータークルーズ「高級小型グルメ船ポナン・ロストラル」出発準備編
日本周遊クルーズももう3回目だけれど、今回は初めての日本の旅行代理店のチャータークルーズになった。チャータークルーズは食事の質が落ちるとか、ハンドリングが悪くて融通がきかないとか、悪いうわさを聞かないわけじゃない。でもへとへとサラリーマンのGが休めるのが、チャータークルーズしかないこの時期だけなのだ。
ポナンはアメリカのグルメ雑誌Savourの「食事がおいしいクルーズライン2014」の特別賞に選ばれている(>>こちら)。舞鶴、隠岐、対馬、別府といった寄港地や、瀬戸内海を通るルートも面白そうだ。それに私たちは、1万トンなんて小さな船にも、フランスの船にも乗ったことがない。色々見ているうちに、心は固まってきた。
初めての高級船、初めての小型船、初めてのグルメ船ポナン・ロストラルに、乗ってみようじゃないの!
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1万トンという大きさ。小型船っていったいどんな
クルーズ船といえば10万トン以上のイメージで、私が乗った中で一番大きなのはMSCディビーナ(2012年就航)の13.9万トン、小さいのはコスタ・ビクトリア(1996年就航)の7.5万トンだった。
ベルリッツクルーズガイドでは、乗客定員2000人以上の船を大型船、751人以上を中型船、251人以上を小型船、それ以下をブティックシップと分類している。ポナン・ロストラルの乗客定員は264人なので、小型船でも小さいほうだ。
次に乗る予定のダイヤモンド・プリンセス (04年 11.6万t)と比較しても、
- サイズ
- ロストラル 全長:142m 全幅:18m 6階建て
- ダイヤモンド 全長:290m 全幅:37.5m 13階建て
- キャパシティー
- ロストラル 船客定員:264名 クルー:140名 キャビン数:132室(全室海側 うち125室が海側ベランダ付)
- ダイヤモンド 船客定員:2670名 クルー:1100名 キャビン数:1337室(うち750室が海側ベランダ付)
ポナンはサイズ的には長さも幅もダイヤモンドの半分で、乗っている人数は1/10だ。船長など船のクルーは、自分の船のことをヨットと言っていて、感覚的にはなるほど、という感じだった。
ポナン・ロストラルの乗客レビューを読むと
クルーズファンの掲示板クルーズ・クリティックでは、 ポナン・ロストラをLoveといった人は63%とあまり高くない。少数の悪いレビューが総合点を下げているのだ。(>>直近の数字はこちら)
それはあるアメリカの旅行会社のツアーで乗った人が書いた、食事がひどかったというもの。(>>こちら)「肉が固い」「量が少なすぎ」「ビュッフェには犬でも食べないようなハンバーガーしかない」などなど、辛辣だ。
ビュッフェにハンバーガーしかなかったのは、アメリカ人のツアーだからハンバーガーを出せというツアー会社からの指示だったそうで。「旅慣れた私たちがフランスの船に乗って、ハンバーガーを食べたがると思ってるの?」と怒り心頭のご様子だ。
量が少ないというのは、前菜にホタテひと切れとロブスター1/4匹とか、アンコウはひと切れたった5センチで、「子どもでもおなかすかせちゃうサイズだった」と言っている。日本のフレンチだったら、これくらい標準かもしれないんだけどね。
他にも、部屋のトイレとシャワーが別々の作りなのが変だとか、インテリアが格好よすぎて、かえって使い勝手が悪いなんていうレビューもけっこうある。これがフランス式なんだ、なんて訳知りのレビューも。
今まで乗り慣れてきた大型船とは、だいぶ様子が違うのかもしれない。何がどう違うのか、それをおもしろく感じることができるのか、それが楽しみだった。
他のレビューも読んでまとめたポナン・ロストラルのランキングと評判は>>こちら
次の旅行を計画するなら
- ポナン・クルーズオフィシャルページ(日本語)
- ポナン・クルーズオフィシャルページ(英語)
- 米国の旅行代理店ラグジュアリー・クルーズのポナンのページ(英語)
- 日本の旅行代理店ベストワン・クルーズのポナンのページ (日本語)
日本語と英語を見比べて、お得な方を選びましょう。載っている内容も両方同じとは限りません。クルーズ代金は出発日が近づくと下がることがありますが、人気の部屋から売り切れになります。
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このサイトの作者:しの
翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて
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