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GWチャータークルーズ「高級小型グルメ船ポナン・ロストラル」5日目-別府で走って温泉巡り

この日は朝8時から夕方4時まで別府に停泊する。これが4か所目にして最後の寄港地になる。今までは無理をしてでも1週間=8日間のクルーズばかりだったので、6日間のクルーズは短いなあ。くすん。

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別府ならやっぱり温泉プールに!

 

別府では昨日の対馬での雨がウソのようによく晴れていた。5月のはじめなのに予想最高気温はナント26度だ。温泉巡りツアーに出かける人たちに混ざって、水着の上にTシャツと短パンを着た私たちも別府の港に降り立つ。走ってどこかの温泉プールまで行き、汗を流して食事をして船に戻ってくるのだ。そのためにGが二人分の着替えと私の洗面道具をリュックに入れて背負っている。

別府では船は「別府国際観光港第4埠頭」に停泊し、そこから別府駅まで15分で行って15分で帰ってくる、無料のシャトルバスが45分おきに出ていた。駅まで行く市バスの停留所も近くにあったけれど、日中の市バスはとっても本数が少なさそうだった。

私たちは、バスには乗らずに今日こそちゃんと運動するのだ。温泉プールで泳ぎたいなあとも思っていた。リストアップしていたのはこちら。

  • 杉乃井ホテルのアクアビート:写真で見る限りでは、屋内型波の出るプールって感じ。私はこういうのが大好きなので喜んだのもつかの間、6月からの営業と知ってがっかり。
  • 市営温水プール:別府駅から徒歩15分。ジェットプールもサウナもあるって。すばらしいー。
  • スポーツクラブのコナミ:会員になっているのでしっかりチェック。別府駅前徒歩1分のところにある。しかも充実の設備で、プールは25メートル。私がいつも行っているコナミのプールは20メートルなのに。さすがです。

湯布院の温泉旅館に憧れた時期もあったけれども、別府からだとバスで1時間かかる。泊まるのならともかく、16時までに戻る日帰りだとゆっくりお湯につかれないなあ。

地元の人が行く寿司屋をインタビュー調査
  • 船尾から見る別府の街
  • 砂場に向かう

船の前にいた別府のインフォの人たちは、対馬の人たちとは大違い。温泉場をたくさん紹介してくれる。ふだん行くお寿司屋さんはと聞けば、埠頭からそう遠くないところに回転ずしの「水天」があると教えてくれる。地元の人たちがファミリーで行くのでいつも混んでいる。ネタが大きくてなかなかおいしい、と皆が口々に言う。

駅前にもいくつかお寿司屋さんがあるとは言うけれど、どうもそこは行ったことが無さそうな口ぶりだ。これはぜったい「水天」に寄って帰って来ようと決めて、一番近くの温泉場「砂場」に向かって走り出した。

上の写真は船の船尾から見た別府駅方向と、船首の先の砂場温泉方向。入港のころは天気が良かったけれど、だんだん雲が出てきた。晴れたり曇ったりして、走るにはちょうどいい天気だ。

外国人ですでにいっぱいだった朝9時の砂場温泉
  • 満員の砂場
  • 大分マラソンコースとポナン

船からも見える海岸沿いにある砂場温泉は、文字通り砂に埋めてもらう温泉場だ。まだ朝9時をほんの少し過ぎたところだったのに、もう外国人観光客でいっぱいだった。今から待っても入れるのは午後3時くらいと言われて驚く。外国人のみなさんは、ここをどうやって知って、こんなに大勢やって来るんだろうか。しかも朝早くから。

砂場では浴衣が借りられて、砂に埋めてもらって15分。からだが温まったらシャワーを浴びて、温泉に入ってゆっくりもできる。砂の温泉には入ったことが無かったので、なかなか魅力的だったけれどもね。3時までは待てないので、次の目的地に向かって国道沿いをまた走り出した。

気分は別府大分マラソン!の海沿いの道
  • 海沿いの道
  • 海沿いの道これが1番いい

埠頭から別府駅までは、海沿いの国道をまっすぐ行けばいい。この道は別府大分マラソンのコースにもなっているので、気分だけはマラソンランナーだ。 広い道と広い歩道はどこまでも平坦で走りやすかった。好記録が出やすいコースなんだそうだ。

けっこうあっという間に別府駅に着いた。駅前の大通りではフリーマーケットの準備が始まったところで、なんだか楽しそうだ。マラソンはあっさり中断して、地元のおばちゃんとおしゃべりしながら、友人のタンスに眠っていた新品だという着物を物色。似合う似合うとおだてられて、派手なのばっかり3枚も買ってしまった。合計5000円なりー。

駅前フリマキモノ

買った帯(左)は翌日〆て帰ったけど、銘仙風(写真右)と柿渋色のもう一枚はまだ出番がない。だいたい右の着物に合わせる帯が難しい。また何か買わなくっちゃ…。

北浜テルマスを独占~
  • 地図より
  • 別府温泉街

着物2枚と帯1本を小脇に抱えて、ジョギングの続きだ。小走りに別府の温泉街を抜けて北浜テルマスに向かう。ここは水着で入れる温泉がいくつかあるとインフォの人たちが推薦してくれたのだ。

  • パンフより
  • ガラガラの温泉プール

8時半開場の砂場が9時にはぎっちり満員だったので、どんなに混んでいるだろう…と思ったら何のことは無い。北浜テルマスは砂場とは大違いで、広い温泉プールを独占状態だった。眺めはいいし、ジャグジーはあるし。だけど露天で日よけもないので、昼間に水着で入るには日焼けが怖くて長居ができない。

裸で入る男女別の浴場には、温度の違う浴槽がいくつかと、打たせ湯や飲み湯や露天風呂もあって、久しぶりのお風呂をゆっくり楽しめた。これで料金510円なのだから、すばらしい。

ちなみに砂場温泉は1030円で、どちらも別府市営の温泉だ。別府には合わせて17もの市営温泉があるのだから、何回クルーズで来ても温泉に飽きることはなさそうだ。

さーてお寿司だっ
  • 水天の看板
  • 水天入口

温泉でおなかを空かせて、回転ずし「水天」にいよいよ突撃だ。お風呂に入った後で汗をかくのは嫌なので走らずに歩いたら、ずいぶん時間がかかってしまった。

おまけに店に行くには国道から少し山のほうに入らなければならず、平坦な道に慣れた腹ペコの私たちに坂道はきつかった。やっと看板が見えた時には嬉しかったよ!

  • 広ーい店内奥に座敷すし
  • すし3

お店は地元の家族連れでぎっちり満員だった。お店が広いので回転も速いんだけど、40分くらいは待ったと思う。やっとありつけたお寿司は…。

  • すし2
  • すし

関アジ、関イサキ、キビナゴ、モイカ、タコ、太刀魚岩塩炙り、鯛、赤貝、シメサバ、ブリ、カンパチ。軍艦でカワハギの肝も食べた。お醤油は九州の甘めのこってりしたのと普通の生醤油と2種類用意してあった。お酒は甘めの地元のお酒だったけど、分厚くってぷりぷりした白身や青魚の寿司によく合っていたと思う。

そしていよいよ、瀬戸内海クルーズ

大満足で船に戻れば、すぐに出港準備が始まった。これから瀬戸内海を通ってしまなみ海道、瀬戸大橋、明石海峡大橋をくぐって下船する大阪港に向かうのだ。

操舵室から見た瀬戸内海クルーズは、今回のクルーズのハイライトとなったのは言うまでもない。

くわしくは、こちらからどうぞ。

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このサイトの作者:しの

翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて

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