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寄港地-油津

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• 鹿児島：突撃！したのはバーゲンセール
• 油津：次は自転車か城下町
• 高知：芸妓気分堪能できず
• 清水：お寿司のはしごと富士山

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なーんにもない油津/宮崎

久しぶりに日の出も見えて、船から見る日南海岸はとってもきれいだった。でも到着したのは、トラックがこちらにお尻を向けてずらりと並ぶ、貨物港だ。トラックの向こうは見上げるような砂利の山がいくつも並んでいる。崩れることは無いんだろうけど、見ていてそんなに楽しいものではない。

船の前からシャトルバスが出ていて、油津駅前まで連れて行ってくれる。煮立っちゃいそうな暑さの中、昼食どころを求めて歩き出すけれども、町はシーンと静まり返っているような印象で、噂通り何もない。

やっとワンブロックぐらいの商店街があって、そこでラーメンや豆腐料理、サンドイッチなどが食べられるけれど、特に地元の名物料理というわけではない。

レンタサイクルはとっても楽しめたようだ

港に出ていた数台しかないレンタサイクルを見つけたキャビンメイトは、さっさとひとり海岸沿いのツーリングに行ってしまった。 肩も腕も真っ赤に日に焼けていたけれども、そんなちっぽけなことはどうでもいい気分になるくらい、海岸は美しかったそうです。

隣の城下町飫肥（おび）もよかったそうで

油津の隣の城下町の飫肥まで行った人たちも、武家屋敷や石垣の残る古い町並みを堪能して帰ってきた。飫肥は本数が少ない日南線に乗って、油津駅からふた駅だ。うまく時間をやりくりしないと帰って来られなくなるスリリングな飫肥散策だけど、電車はクルーズのお客さんで満員だったそうだ。

これが噂の九州パンケーキ

私はいつもの通りちょっと降りてランチだけという作戦を踏襲して、ガイアの夜明けで見た「九州パンケーキ」を食べに行った。そのアブラツ・カフェはパンケーキファンというよりは、カフェのフリーWifi目当ての船のクルーでいっぱいだった。噂のもちもち粒々の雑穀入り米粉のパンケーキはおいしかったです。

次に油津に行くなら、やっぱり海岸沿いサイクリングか城下町の飫肥散策かな。日南海岸で泳ぐのもいいなあ。

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