トップ > 今までのクルーズ旅行記 > カリブ海クルーズ準備篇 >1日目 フロリダを出発 >2日目 終日航海 >3日目 カサデカンポ >4日目 サンファン >5日目 セントトーマス島 >6日目 終日航海(大晦日) >7日目 ナッソー >8日目 フロリダに到着 >おまけ Gのあとがき
クルーズ旅行記:セレブリティ・ミレニアムで行った「船でゆらゆらカリブ海」5日目 セントトーマスでシュノーケリング
小さなヨットに乗り換えて、久しぶりのシュノーケリングに出発
[広告]
午前7時到着で、夕方5時半出発
朝目が覚めたらもうセント・トーマス島に着いていた。ここは1917年にアメリカがデンマークから2500万ドルで買った島なんだそうで、今の円相場なら25億円くらいだったんだなー、買っておけばよかった、なんて思ったりして。
ここにもアメリカ人が大喜びしそうなショッピングストリートがいっぱいあるらしく、同じテーブルのリズも「お買い物するなら、セント・トーマスよ~。去年はこれ買ったのー」とキラキラするぶっといゴールドとダイヤのバングルを見せながら教えてくれた。
シュノーケリング・ツアーに参加
ここは買い物のほかにも、マリンスポーツのオプショナルツアーが色々ある。パラセイリングがしたいと言うGと、ビーチまで連れて行ってもらってぼけっとするだけでいい私。意見が分かれたけれど、あいだを取ってシュノーケリングツアーに行くことにした。
昔はダイビング旅行なんてしてた私たちだけど、食い気優先でヨーロッパにばかり行くようになり、海の中をのぞくのはすごく久しぶりだ。ヨーロッパでも海辺に行くんだけど、海の水は冷たいしサンゴ礁は無いし、魚はちっとも見つからないから潜るのをやめてしまった。
この日はけっこう天気が悪くて、海は波が立っているし日が照ったり曇ったりしているので、日焼けの心配の上に、水で冷えるんじゃないかと寒さも心配だった。でもカリブ海の水温は船のインドアプール並とは言わないけれど、地中海よりはずっと温かくて、寒がりの私でも1時間海に入っていられた。
タイの大群と亀に遭遇
マスクとフィン、浮き袋をつけて、みんなでインストラクターのお兄さんのあとについて泳ぐ。浮き袋なんてつけてると素もぐりしにくいのでイヤだったけど、ツアー参加者には必須だと言われては仕方が無い。
海底は白砂でサンゴ礁などは無く、ツアーの目玉は砂の上にじっといしているカメを見つけること。運がよければ、カメが呼吸をしに海面に浮かぶところを見られること。カラフルな南洋風のタイが群れになって泳ぐ真中に入れること、だ。
昔よく行った沖縄の海なんかに比べたら変化に乏しい海だけど、魚はよく餌付けされてて人間を見ると群がってきたよ。
ヨットではフリードリンクを配ってくれるし、インストラクションは客を笑わせながらそつなくやるし、ツアー会社のオリジナルTシャツを売るのもショー化されていて楽しかった。
クルーズのショーもそうだけど、アメリカ人ってこういうエンタテイメントはほんとうに上手だよね。
外から見て船の大きさを実感
シュノーケリングスポットへの行き帰りには、港に停泊しているクルーズ船がよく見えた。自分たちが乗ってきたミレニアム号の他に、前にカーニバルのビクトリー、後ろにエクスプローラ・オブ・ザ・シーと3艘並びで停泊していた。
どの船もものばかでかくて、ビルが丸ごと浮かんでいるみたいですごい迫力だ。
ミレニアムには2千2百人も乗客がいるって言うんだから、3艘で合わせて何千人になることか。アメリカ人にとってはクルーズ旅行なんて、日本人の温泉旅行みたいにお手軽なものなのかな。
私もいつかは踊りたい
船に帰ってひと息ついていると、もう夕方だ。フードコーナーがオープンし、クラシック、ジャズ、ラテンなどのバンドが演奏をはじめ、ショーが始まる。メインダイニングに行く途中のラウンジでは、ジャズバンドが演奏していて、みんなが陽気に踊っている。
跳ねてるだけの子供とか、ドタドタ動く太った夫婦とか、色々な人が踊るけど、毎日踊りに来る人の中ですごく上手なカップルがいて、見ているだけでも楽しかった。
私はダンスは好きだけど、うまく相手にリードしてもらわないと踊れないし、リードしてくれる相手はいないので、いいなあと見ているだけだ。
お父さんにリードされてくるくる回っている女の子もいて、ああやってダンスを覚えるのかな?なんて、ちょっぴり羨ましかったりして。 いつの日か、私も踊る相手に上手になってもらって、クルーズ旅行の時に踊ってみたいなあ。
深夜のグランドビュッフェで、また食べろと?
夜の12時からは、「クルーズの食事部門のハイライト」と銘打たれた、グランドビュッフェというのがお知らせされていたので行ってみた。メインダイニングに大きなコーナーができていて、色とりどりの食材がきれいに並べられ、お菓子や氷で彫刻が作られている。
12時から30分は写真撮影のみで食べられるのは12時30分から。みんな面白がって、フラッシュをたいたりビデオを回したり。私も調子に乗っていっぱい写真を撮ったけど、この食べ物ショーってどういう意味があるのかな? このあとみんなでちゃんと全部食べたんだろうか…。
人波に押し出されるように外に出れば、そこは船のまん中にあるカジノで、もう真夜中過ぎだというのにまだまだ人が沢山いて、スロットマシーンやルーレットやブラックジャックをやっている。
見ているとつい手を出しちゃいそうなので、いつも早足で通り抜けるんだけど、ルーレットの台のそばを通った時にでっかい男の人が、両手を突き上げていきなり「ウオー!」と叫んだのでびっくりしたよ。 いくら儲かったのか、聞けばよかったな。
>>6日目 船の上でのニューイヤーズイブへ進む
>>4日目 サンファンの怪しいレストランで本格のり巻きを食すに戻る
次の旅行を計画するのに役立つ関連記事
私が通訳します。日本語で相談できるアメリカのクルーズ代理店はこちら↓
このサイトの作者:しの
翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて
クルーズ旅行用持ち物リスト
狭い船室を効率よく使えて、旅費の節約にもなる便利グッズや、荷物の選び方と詰め方、船酔い防止法を集めました。
詳細はこちら船で快適に過ごすコツ
船会社が教えてくれない、船室に入ってまずすることや、意外とかかる旅行中の費用を安くあげるには…
詳細はこちら今までのクルーズ旅行記
一覧はこちら- さらに進化したヨットクラブでまったりアラビア湾 2019年年末年始 MSCベリッシマ
- 猛暑脱出し20℃のバルト海+ロシアへ 2019年8月 コスタ・マジカ
- ヘブンスイートで天国気分-アメリカ西海岸片道クルーズ 2019年GW ノルウェージャン・ブリス
- 河内丸から飛鳥Ⅱ- ファミリーヒストリーをたどる旅 2019年1月 飛鳥II
- 最新の世界一大きな船でカウントダウン 2018年年末年始 シンフォニー・オブ・ザ・シーズ
- 熊野花火は右舷か左舷かで右往左往 2018年8月 ダイヤモンド・プリンセス
- リバークルーズ初体験! うっとりドナウ川下り 2018年6月 アマデウス・ブリリアント
- 晴海発着でスリリング太平洋クルーズ 2018年1月+GW コスタ・ネオロマンチカ
- 世界一の大きさの船でカリブ海で食べ飲み滑る 2017年11月 ハーモニー・オブ・ザ・シーズ
- 毎年恒例夏の女子会クルーズでお祭り騒ぎ 2017年8月 ダイヤモンド・プリンセス
- 美食の船で美食の地ギリシャ+南イタリアへ 2017年GW オーシャニア・リビエラ
- 日本船初体験!「るるぶクルーズ」取材でショートクルーズ2泊3日 2016年12月 飛鳥II
- 浮世は忘れて波に揉まれて 2016年8月 ダイヤモンド・プリンセス
- お盆休みに猛暑の日本海クルーズ 2016年8月 コスタ・ビクトリア
- シンガポール発着3泊4日で新造船に乗りに 2016年6月 オベージョン・オブ・ザ・シーズ
- ハワイ-バンクーバー片道クルーズ 2016年GW セレブリティ・ソルスティス
- 横浜発着北海道+サハリンでシンデレラ気分 2015年8月 ダイヤモンド・プリンセス
- 高級小型グルメ船で西日本周遊 2015年GW ポナン・ロストラル
- 北海道周遊クルーズに連続2周! 2014年8月 サン・プリンセス
- 東京発着で初めての女同士クルーズ 2014年4月 ボイジャー・オブ・ザ・シーズ
- ヨットクラブで真夏のエーゲ海クルーズ 2013年8月 MSCディヴィーナ
- 猛暑脱出 2度目のセレブリティでアラスカへ 2012年8月 セレブリティ・インフィニティ
- 冬の地中海クルーズ波高し 2011年年末年始 MSCスプレンディダ
- スイートを奮発! メキシコクルーズ 2011年GW サファイア・プリンセス
- 懐かしのアメリカ流を満喫、ハワイクルーズ 2009年GW プライド・オブ・アメリカ
- キモノでクルーズ 南スペイン+リスボン 2008年GW コスタ・ビクトリア
- 超意気込んだ2回目のクルーズはキモノで地中海 2006年8-9月 コスタ・フォーチュナ
- 初クルーズ! 船でゆらゆらカリブ海 2004年年末年始 セレブリティ・ミレニアム