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GWチャータークルーズ「高級小型グルメ船ポナン・ロストラル」1日目(3)-期待のお食事は

舞鶴の亀寿司で「シェフのアントワーン」と名乗っていた、30歳前後に見えた青年が、船のエグゼクティブシェフだったのには驚いた。お昼に江戸前寿司とお店の名物の鯖寿司を繊細なつくりだと言いながら食べていた彼は、さてどんなお料理を出してくれるのでしょう。

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まずはウェルカムシャンパンを

船に乗り込んだら荷物の片付けもそこそこに、ウエルカムドリンクが用意されているラウンジへと行く。私の大好きな泡ワインはちゃんとシャンパンで、銘柄はPannierかG.H.Mummとメニューにあった。初日のウエルカムシャンパンはG.H.マムだよって出してもらったけれど、あとはずっとパニエだった気がする。

ポナンでは食事の時の赤、白、ロゼだけが料金込みと聞いていたけれど、このチャータークルーズでは、部屋の冷蔵庫やカフェの飲み物、バーのカクテルも無料になった。これはウエルカムパーティーの時に「阪急交通社さんの取り計らい」だと紹介された。思い切り拍手しちゃいましたとも。

ディナーは7時から一斉に

初日はシアターでの避難訓練の後、そのまま全員がダイニングルームに移動して食事となる。席は決まっていなくて、着いた順に案内してくれる。誰かと待ち合わせでもしない限り、毎晩違う人と同席することになる。

レストランの入り口で待っているときに厨房をのぞいたら、昼に会ったシェフ、アントワーンが向こうに居るではないか。手を振ったら出てきてくれて、今日のパテはボクの手作りだから、なんて言う。伝統の料理を期待しているんでしょう?って。ディナーへの期待が高まる。

ディナーで選んだのはコンソメスープ、トマトとバジルのクリームスープ、田舎のテリーヌ、ジョン・ドーリー、鴨などなど。白身魚ジョン・ドーリーは、ソースもしつこくなく、わたし好みの人参ペーストがいい味のコンビネーションだった。鴨はちょっと甘すぎたけど、でもこの手の料理はいつもたいていこういう感じで甘いからね。

照明が暗くて写真が鮮明ではないけれど、実は私の料理の記憶もあまり鮮明ではないのだ。大テーブルで他のお客さんと話をしながらの食事だったからね。話題が弾んでいれば、写真を撮るのも忘れてパクパク食べてしまう。

あの夜のコンソメは塩辛かったですよね、とあとから話題になったりもしたけど、私たちは気づかなかった。自称グルメもいい加減なものだ。ポーションは噂通り少なくって、同じテーブルに居た30代くらいの大柄な男性にはいかにも足りなさそうでお気の毒だったよ。

そしていつもの通りのクルーズの夜

その後は4人の女性ダンサーによるフレンチ・カンカンショーを見て、ダンスホールでお客さんやスタッフの華麗なダンスステップに驚き、ピアノバーでウクライナのピアニストのテクニックに感心したりしているうちに、快い眠りがやってきた。

小さい船だからシアターは狭いし、ダンサーの数は少ないし、フルバンドがいるわけでもない。それでもいつもの大型船クルーズとぜんぜん違うという感覚も持たなかった。それどころか、いつものクルーズ通りの大忙しの第一日目だった。

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このサイトの作者:しの

翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて

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