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ダイヤモンド・プリンセスで北海道周遊10日間「船内生活と旅の総括」

今回のクルーズは2700人の乗客中リピーターが55％という高率だった。去年サン・プリンセスで会った、北海道を連続で8周だか9周だかしていたオーストラリア人カップルが、今年も乗っていた。思わず声をかけたら「あら、いい記憶力ね」なんて言われたりして。忘れるわけないのにねえ。そんなすごい人たち。

去年のクルーズのメインダイニングのウエイターで、よく冗談を飛ばしていたチャーリーは、遠くから私を見つけてまた会ったネ！と言いに来てくれた。5年前はダンサー、去年は副クルーズディレクターだったリンも、元気にダンスのレッスンをしていて相変わらず人気者だった。

こうやっておなじみさん感覚ができていくのも、クルーズをリピートする理由なんだろう。また乗りたいなと思う魅力が、ダイヤモンド・プリンセスにはあったと思う。

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ほどよいインターナショナル感覚で国際交流

今回のクルーズは、全2700人の乗客のうち日本人1,037、アメリカ人550　オーストラリア人350　中国大陸から150人　香港から150人、台湾から100人という発表だった。30か国近くからお客さんが乗っているとのことで、船内の雰囲気もなかなかインターナショナルだった。

スパのサウナ＆シャワールームでパックをしていると「それはいったいなあに？」とよく聞かれた。10歳若く見せるために日本では流行っているんだとか、港のドラッグストアで格安で買えるなんて言うと、みんな興味津々。

そのうち、私65歳なのよ、私なんて72歳よと、自分の年齢の告白大会が始まったりして。ホントウにそんな年には見えない人ばかりで、その秘訣を聞くのも楽しかった。

船内イベントのはしごで、賞品ハンターにもなれる

多種多様にある船内イベントに私たちも参加。 100人に聞きましたクイズと宝探しと卓球大会で見事に優勝/準優勝した。

実はどれも参加者があまり多くなかったので、優勝の確率が高かったのだ。勝ったヨやったネと喜び合うのは嬉しいし、商品のシャンパンはもっと嬉しい～。

日常を離れてプリンセス気分満喫

初対面の人がいる相部屋だから、家に居る時よりは気を使って暮らすことになる。ふだんの生活にはない緊張や、人となりがだんだんわかってくるやりとりが、新鮮で面白い。

船室にずっと居てもいいし、船の中のどこに行ってもいい。甲板に出れば潮風が気持ちいいし、夜は満天の星空を眺められる。食事は準備も後片付けもしなくていいのに、24時間どこかで何かが食べられる。部屋の掃除は1日2回してもらえる。こんな非日常に夫がいなければ、気分はもうプリンセスだ！

プリンセス4人でシンデレラ

船室のテレビでみんなでディズニー映画のシンデレラを見たのも楽しい思い出だ。よく知っているあのストーリーが、最先端のＣＧを駆使した実写映画になっている。それを誰かが見始めたら、もう止まらなくなった。

さて4人それぞれ、シンデレラのどこに共感したのでしょうか。

下船の時はシンデレラでも、船に乗ればまたプリンセスになれる！

クルーズでは何日船に乗っていようが、飽きることもなく、終わりに近づくにつれ切なくなるのはいつも同じだ。そう。まるでシンデレラのように、夢のような時間が終わる時はやって来るのだ。

だけど今回は乗船中に、来年も同じ時期にクルーズしようネ!と決まった。旅の終わりは新しい旅の始まりなのね、とちょっとウキウキしながら下船することができた。

みんな健康で、変わりなくクルーズが大好きで、ちゃんと旅費も稼げて再集合できますように。

クルーズメイトもテーブルメイトも、随時募集中です。楽しいよー。

＜おしまい＞

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